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子どもを事故から守る!ママたちが教えてくれたヒヤリ体験

昨日できなかったことが、今日できるようになる・・・・・・子どもの発達は親にとって喜ばしいことですが、その反面、危険と遭遇する機会も増えます。また、子どもは予想外の動きをすることもたくさんあります。
ここではアンケートに寄せられたママたちのヒヤリ体験から、とくに家庭内で起こった出来事をいくつかピックアップして掲載します。
監修:山中龍宏(緑園こどもクリニック院長) / イラスト:川名京

アンケートはこちら(「乳幼児の浴室の事故予防に関するアンケート結果より」)


子どもは日々成長する

昨日できなかったことが、今日できるようになる

  • 今まで玄関の鍵もドアも開ける力がなかったのに、ある日突然、どちらも開けて一人でアパートの階段を下りていた。
  • まだ寝返りができないと思っていた頃、赤ちゃんをお風呂のフタの上に寝かせて自分の体を洗おうとした瞬間、寝がえりをして浴槽に落ちかけた。
  • いつの間にか石けんやシャンプー類に手が届くようになっていて、石けんを食べようとした。
    ほか多数

意外に広い行動範囲

寝返りしなくても、足バタバタで移動

  • まだ動けないから大丈夫だと思い、忘れ物を取りに行くわずかの間、赤ちゃんを洗面化粧台に寝かせていたら、少し移動していてとてもびっくりした。
  • 寝返りはできないけれど、じりじりお尻辺りを軸にして動く頃、ソファーから落ちてしまった。
    ほか多数

寝返りだけで、遠くまで移動!

  • まだそれほど動かないと思っていたら、寝返りをしながら動いてティッシュを食べてしまった。
  • 寝返りしかできないから、そんなに動かないだろうと思っていたら、目を離した隙に隣の部屋の窓際まで転がっていて、開いていた窓からあと少しでベランダに転がり落ちるところだった。
  • 寝返りはしても、うつ伏せから仰向けに戻れなかったしズリバイもできなかったので、歯を磨いている間、広いベッドの上に寝かせておいたら、落ちてしまっていた。
    ほか多数

はいはいでも、階段はのぼれる

  • はいはいしかしないので上れないと思っていたのに、家の階段を上っていた。
  • まだ歩けないのに、階段を10段くらい上がっていたときは驚いた。階段に柵をしていなかった。

仰向けに寝かせていたはずが、うつぶせに!?

  • わずかな時間だと思い、ふんわりした布団の上に寝かせていたら、うつぶせになってもがいていた。(生後〜おすわり)

子どもの手は予想以上に伸びる

  • 気づいたらハサミを持っていた。食卓テーブルで届かないと思っていたが、子どもの手は思っていた以上によく伸びてハサミに届いてしまった。

乳幼児の身体的特徴から

赤ちゃんの頭は重たい

  • 私が服を脱ぐ少しの間に、1歳の息子が浴槽を覗き込み、落ちて溺れかけた。
  • 下の子をつれて浴室に行くと、先に入っていた2歳の子どもが、乗り出しすぎて浴槽へ落ちた。
  • 浴槽を覗き込んでいて、少しバランスを崩すと、あとちょっとで浴槽側に落ちそうだった(2歳)。
    ほか多数

子どもは、水かさが浅くても溺れる

  • 先に出て体を拭いていたところ、浴槽に残しておいた息子が足を滑らせ溺れそうに。湯量が少ないので大丈夫と思っていたが、足をとられてしまうとパニックになり危ないとわかった(歩く〜1歳)。 
    ほか多数

★注意!★ 
乳幼児は頭が重いため、たとえば水の入ったバケツに頭から落ちると元に戻ることができません。少量の水でも油断できません。


浴室の危険性は大!

お風呂のフタは、ずれることがある

  • 自分が体を洗っている間、10か月の子どもを浴槽のフタにのせていたらフタがずれて浴槽に転落した。

水を張っていなくても、浴室は危険

  • お風呂で水遊び中に、1歳の子どもが蛇口を勝手にひねり、熱湯が出た。
  • 浴室のドアが完全に閉まっていなくて、1歳の子どもが一人で入り、滑って後ろに倒れて頭を打った。
  • 2歳の子どもが浴室に迷い込み、内側から鍵をロックしてしまった。

★注意!★
浴槽に水がなければ溺水のような事故は避けられますが、やはり鍵をかけておきたいものです。


小さい兄姉をあてにしてはいけない

  • 1歳の子が浴槽内で滑って水につかってしまった。一緒にいたお兄ちゃんは7歳なのですぐに助けてくれると思っていたが,お兄ちゃんも驚いて動けなかった。

■このアンケートでは浴室での事故について聞いたため、このほかに「すべって転倒した」などのヒヤリ体験も数多く寄せられました。

■『浴槽用浮き輪』について「ひっくり返りそうで危なかった」という声も数人から寄せられました。
【浴槽用浮き輪とは?】
浴槽に浮かべて、その真ん中に赤ちゃん・子どもを足を通してすわらせた状態にしておける浮き輪。大人がほんの少し目を離したすきに転覆・転落して乳幼児が溺死する事故が報告されました。
「浴槽用浮き輪に気をつけて」を読む
浴槽用浮き輪は、現在は販売されていないようですが、知人から譲りうけて持っているという方は、上の「浴槽用浮き輪に気をつけて」をぜひ読んでください。


アンケートはこちら(「乳幼児の浴室の事故予防に関するアンケート結果より」)

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