厚生労働省ホームページの「今冬のインフルエンザ総合対策について」（平成20年度）　のページにも、1月30日付で、薬剤耐性のインフルエンザウイルスに関する情報が更新されていました。

　※ 薬剤耐性のインフルエンザウイルスとは・・・本来有効である薬（抗インフルエンザ薬）が効かない、あるいは効きにくくなったインフルエンザウイルスのこと

更新されていたのは以下の２つのQ&Aです。
Q.27 オセルタミビル（タミフル）耐性のインフルエンザウイルスはどのように予防すればよいですか。
Q.28 迅速診断キットでインフルエンザＡ型に感染しているとわかった場合、どのような治療が行われるのですか。

これらの記述によると、
予防法については、薬剤耐性のインフルエンザウイルスであろうとなかろうと、手洗いやうがい励行、人混みを避ける、マスクをするなど、予防法に変わりはなく、予防接種の効果にも影響はないということです。
また治療については、重症化のリスクの高い人（高齢者や慢性疾患のある人）に対して医師が必要と判断した場合に、耐性が確認されていない抗インフルエンザ薬の投与が検討されるということです。

インフルエンザについてもっと知りたいという人は、上記のページを読んでみてくださいね。インフルエンザについて、なんとなく知っているようで実は知らなかった！ ということもあるかもしれません。

いずれにしても「予防」が大事。
乳幼児のインフルエンザ予防や、妊娠中のインフルエンザ予防接種については、以前にもこのコーナーの「インフルエンザの予防」のページに関連記事のURLを記載・リンクしていますので、参考にしてくださいね。