母子衛生研究会からのお知らせ|公益財団法人母子衛生研究会"

2018年9月バックナンバー

2018年9月20日

風しんが流行しています。
国立感染症研究所によると9月12日までに496人の感染が報告されており、この報告数は昨年1年間の報告数(93人)の5倍以上にものぼります。


国立感染症研究所によると
「報告患者の 94%(468 人)が成人で、男性が女性の 4.2 倍多い」
「特に 30~40 代の男性に多く、女性は 20~30 代に多い」
と発表されています。


妊娠初期(20週頃まで)の妊婦さんが風しんに感染すると、おなかの赤ちゃんも感染して先天性風しん症候群(赤ちゃんの心臓や視力・聴力などに影響が出る)を引き起こす可能性があります。
(母子衛生研究会HP 「妊娠期に知っておきたい感染症と予防接種情報」)


日本産婦人科医会は妊婦さんに対し以下のような注意と行動を呼びかけています。
◆風疹罹患者に知らずに接触する可能性があります
◆妊娠 20 週までの妊婦は地域、周囲からうつされないように自ら注意してください
◆地域、周囲に風疹流行がおこっていないか最新の情報を得ること
 (各地元の保健所や国立感染症研究所のHPで情報を入手できます) 
◆妊婦さんは速やかにかかりつけ医で風疹の抗体検査を受けて免疫の有無を確認してください
・風疹抗体があることが判明するまでは厳重に自己防衛に努めてください
・抗体のない場合は出歩かないなど厳重な防御策をとってください
◆夫や同居ご家族、職場の同僚など、周りにいる人はただちに罹患歴・予防接種歴を確認してください
◆職域等の健康管理者等は妊婦に対して適切な保護対応をしてください
 成人の多くは軽微な症状だと、継続して出勤、日常活動していることが多くみられます


詳細は下記のHPをご覧ください。
国立感染症研究所
首都圏における風疹急増に関する緊急情報(2018年)
公益社団法人日本産婦人科医会
妊婦さんへ風疹からの緊急避難行動のお願い 緊急第2報
厚生労働省
風しんの感染予防の普及・啓発事業


2018年9月20日

2019年度 第73回「児童福祉週間」標語の募集について
子どもたちが健やかに育つこと、これは社会の宝である子どもたちに対する国民全体の願いであり、すべての子どもが家庭や地域において、豊かな愛情に包まれながら、夢と希望をもって未来の担い手として、個性豊かに、たくましく育っていけるような環境・社会をつくっていくことが重要です。
このため、政府では、すべての子どもと子育てを大切にする取り組みを進めています。
また、こうした社会づくりを大人任せにするのではなく、どのような社会が理想なのか、子どもたちの一人一人がそれぞれの意志で新しい未来を築いて行こうとする取り組みを進めていくこと、そして、それを応援する環境を整備していくことも求められています。
こうした中、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に、毎年5月5日の「こどもの日」から1週間を「児童福祉週間(5月5日~5月11日)」と定めて、児童福祉の理念の普及・啓発のための各種行事を行っており、今般、その象徴となる標語の公募を行うものです。
(以上、公益社団法人 児童育成協会 ホームページより引用)


厚生労働省では、すべての子どもが個性豊かに、たくましく育っていけるような環境・社会を目指し、毎年5月5日の「こどもの日」から1週間を「児童福祉週間」と定めています。
児童福祉週間では、子どもの健やかな成長を国民全体で考える取り組みが、全国各地で開かれる予定です。
その象徴となる2019年度児童福祉週間の標語を厚生労働省で募集しています。
未発表の作品ならば、どなたでも郵便、ファクシミリ、インターネットから応募できます。

募集期間:2018年(平成30年)9月 1日(土) ~ 10月20日(土)
    ※郵送の場合、当日消印有効

詳細は下記のページをご覧ください。

厚生労働省「2019年度の「児童福祉週間」にふさわしい標語を募集します」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000175261_00003.html
公益財団法人 児童育成協会「2019年度 第73回「児童福祉週間」標語の募集について」
http://www.kodomono-shiro.or.jp/jigyo/hyougo


2018年9月 6日

このたびの平成30年北海道胆振東部地震におきまして、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

余震の心配もございますので、十分にお気をつけてお過ごしください。
一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。