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乳幼児突然死症候群(SIDS)について

2019年10月25日

乳幼児突然死症候群(SIDS)は、それまで元気だった赤ちゃんが窒息などの事故ではなく、眠っているあいだに突然、何の前ぶれもなく亡くなってしまう病気です。

平成30年には60名(概数)の乳幼児がSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因第4位となっています。

予防方法は確立していませんが、以下の3つのポイントを守ることにより、SIDSの発症率が低くなるというデータがあります。

■1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう

■できるだけ母乳で育てましょう

■たばこをやめましょう

 必要以上に不安を抱くことはありませんが、これらは積極的に実行したいものです。


※SIDSは12月以降の冬期に発症しやすい傾向があり、厚生労働省は毎年11月を「乳幼児突然死対策強化月間」としています。SIDSの詳しい情報は厚生労働省HP「乳幼児突然死症候群(SIDS)について」のページをご覧ください。