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妊娠中の気がかり(体重・食事・病気・体調など)

Q. 妊娠6か月。動悸がしやすく心配です (2007.5)

現在、妊娠6か月ですが、動悸がしやすく心配です。「おなかが大きくなると心臓や肺に負担がかかり、動悸や息切れが激しくなる」と本で読んだことがあるので、家事は休憩をしながらしていますが、すぐに胸がドキドキしてしまいます。上の子を妊娠中は、それほど気にならなかったのですが、妊娠後期に向けて心配が募ります。普段の生活などで気をつけることがあれば、お教えください。

回答者: 安達知子先生

 動悸は、妊娠中の女性が感じやすいもっとも一般的な症状のひとつです。

 韓国の調査で、分娩後3日以内にインタビューをしたところ、11.5%の女性が妊娠中に動悸を感じて、分娩日に向かってその程度は強くなっていったとのことです。別の調査で、妊娠中に、動悸を感じた人に24時間の心電図検査を行ったところ、22%に不整脈が見られたとのことです。この調査からも、妊娠中の動悸はほとんど心配ないともいえます。

 妊娠中は子宮が大きくなって横隔膜を持ち上げることにより、肺が圧迫されやすく、動悸が出やすいといわれます。また、赤ちゃんや胎盤などに循環する血液が増え、妊娠前の1.4倍くらいに循環血液量が増加しますので、心臓に負担がかかりやすく、動悸が出やすいのです。一方で、甲状腺機能亢進症、不眠症、不安・ストレス、貧血、不整脈などからも動悸が出現しやすく、切迫流早産の治療薬を使用しても動悸が出やすくなります。

 まずは、ご自分でもなさっているようですが、日常生活の場で休憩をよくとり、食生活や軽い運動、睡眠も含めて、なるべく規則正しい生活をしてください。また、妊婦健診のときに、貧血があるかどうかなども尋ねてください。ひどくなるようでしたら、医師に相談して、甲状腺機能や心電図などの検査も行ってもらってください。

 助産師さんに相談したり、ご主人との会話もリラックスする上で、効果的です。

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