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妊娠中の気がかり(体重・食事・病気・体調など)

Q. 40歳で第1子出産。子宮筋腫のため帝王切開し、右卵巣も摘出したが第2子出産を希望しています (2008.11)

  • (妊娠週数・月齢)妊娠2か月 (4〜7週)

40歳で初めて出産しました。子宮筋腫摘出のために帝王切開で出産し、同時に、卵巣皮のう腫が見つかったために右卵巣も摘出しました。第2子出産を希望しており、年齢的にもなるべく早く産みたいのですが、いつごろを目途に第2子の出産を考えればいいでしょうか。また、その際に注意すべきことなどがあれば教えてください。

回答者: 中林正雄先生

 子宮筋腫は40歳代の女性の20%に認められる子宮平滑筋の良性の腫瘍(こぶ)です。月経時の疼痛が強く、月経時に血の塊が出て貧血になることの多い病気です。腫瘍のできる部位によっては、不妊の原因にもなります。

 妊娠前に子宮筋腫の摘出手術(腫瘍のこぶだけを取り除く手術)を受けている場合は、手術時の子宮の傷口の大きさと深さにもよりますが、分娩時に強い陣痛によって子宮の傷口が開いてしまうこと(子宮破裂)があるので、母児の安全のために帝王切開をすることが多くなります。

 ご相談者は、子宮筋腫摘出後に帝王切開をしていますので、次回分娩も帝王切開になります。帝王切開後の妊娠については、最近では手術後6か月以上経過すれば可能とされています。ただし、妊娠中にまれではありますが、子宮破裂を起こすことがありますので、子宮の圧痛や子宮収縮が頻回となったときは、主治医とよく相談してください。

 なお、卵巣皮様のう腫は、「成熟のう胞性奇形腫」ともいわれ、のう胞の内容に脂肪や髪の毛、歯などが含まれている良性の腫瘍です。両側の卵巣にできることがありますので、次回帝王切開時にもう一方の左卵巣もよく観察してもらうとよいでしょう。