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病気・予防接種

Q. 4か月健診で緊張が強いと言われました。どんな病気や障害が疑われるのですか (2009.2)

  • (妊娠週数・月齢)4か月

4か月健診で緊張が強いと言われました。まだ4か月になっていなかったため、1か月後に再診になりましたが、どんな検査を受けることになるのでしょうか。また、もしも緊張が取れていなかった場合、何か病気や障害などが疑われるのでしょうか? 現在、子どもは首もすわり、最近になって一瞬ですがおすわりもひとりでできるようになりました。

回答者: 多田裕先生

 健診で「緊張が強い」と指摘されたのは、おそらく手足の筋肉が少し突っ張った状態にあったからでしょう。手足の筋肉が強直していることで第一に懸念されるのは、脳性まひの可能性があるかどうか、です。脳性まひが原因で筋肉が強直しているのであれば、成長するにしたがって、筋肉がバランスよく発育しなかったり、姿勢にゆがみが生じたり、上手に歩くことができないなど発達上の問題が生じてきます。

 脳性まひに限らず異常によるハンディをできるだけ少なくするためには、病気や障害があればそれを早期に発見し、適切な治療や訓練を始める必要があります。それで、乳幼児健診では少しでも心配なことがあれば再検査や経過観察をして、問題の早期発見につなげようとしているのです。

 しかし実際には生後4か月の時点で、しかも健診という特殊な場所で、発達上の問題を正しく判定したり、病気の有無を判断することはなかなか困難です。それに、緊張が強いことがすぐに発達上の問題に結びつくわけでもありません。

 重要なことは、筋の緊張や低下などの神経機能、目や耳などの感覚器官、周囲への関心などの精神発達などが、月齢に応じて総合的にバランスよく発達しているかどうかです。そのことを見極めたいので定期的に経過観察をしましょう、ということになるのだと思います。

 ご相談の赤ちゃんが正常の範囲内で発達しているのか、あるいは病気や障害が疑われる状態なのか、文面だけで判断することはできません。しかし、首もすわり、一瞬とはいえひとりでおすわりもできるようになったとのことですから、重い病気や障害がある可能性は低いと考えてよいでしょう。

 いずれにしても、経過観察をすることが重要です。指示されたとおりに再検査を受け、必要があれば専門の医師の診察が行われて適切な指示があると思います。それまでは、あまりご心配にならず普通の生活を続けていただけばよいと思います。