赤ちゃん & 子育てインフォ

ホーム妊娠・子育て相談室インターネット相談室Q&Aバックナンバー歯とお口のケア

歯とお口のケア

Q. 生後1か月半。完全母乳ですが舌が白くなっていて気がかりです。 (2010.11)

  • (妊娠週数・月齢)1か月

生後1か月半です。完全母乳で育てていますが、子どもの舌が白くなっているのが気になります。ガーゼで拭くなど、きれいにしたほうがいいのでしょうか? これから乳歯が生えてくるにつれて、いつ、どのように歯みがきを始めればいいのか教えてください。

回答者: 井上美津子先生

 母乳が舌の表面に残ったものでしょう。心配いりませんが、気になるようなら湿らせたガーゼや綿棒で拭ってあげましょう。

 舌の表面には細かい乳頭というものがあり、よく見るとかなり凸凹があります。ですから、大人でも牛乳を飲んだあとに自分の舌を鏡で見ると、舌の表面が白くなっています。通常は、時間が経つと唾液によって洗い流されて自然にきれいになります。赤ちゃんの場合も、授乳後に白くなるが徐々に解消するなら、そのままにしていいと思います。舌の状態や唾液の量などの関係で、授乳時以外にも白いままなら、舌苔といって舌の表面に汚れが溜まりやすくなっていることも考えられるので、湿らせたガーゼや綿棒で拭ってあげましょう。

 ただし、乾いたガーゼなどで強くこすると、舌の表面が傷ついてかえって汚れがたまりやすくなることもあるので、気をつけてください。
 
 乳歯が生え始めるのは通常、生後6〜8か月ころです。歯が生えるまでは積極的な歯みがきは必要ありませんが、生えてきたから急に歯みがきをしようとしても赤ちゃんがうまく歯ブラシを受け入れてみがかせてくれるともいえません。歯が生える前から、寝かせた状態で口の周囲や口の中を触れられることに慣らしておきましょう。

 まずは、日頃から顔や口の周囲に触れられることに慣れるよう、遊びや体操などでスキンシップを図ります。機嫌の良いときに、膝の上に寝かせて手足のマッサージをしたり、顔のマッサージをしながら口の周囲に触れていきます。口の周囲を嫌がらなくなったら、保護者のきれいな指で口の中を触ってあげます。指に湿らせたガーゼを巻いて歯ぐきや舌の表面を軽く拭いてあげてもいいでしょう。

 歯が生えてきても、下の前歯が生え始めのころはガーゼや綿棒で拭う程度で大丈夫です。前歯がしっかり生えてきたら歯ブラシを使い始めますが、最初は歯ブラシの感触慣らしから始めます。歯ブラシを歯と歯ぐきに軽く当ててみる(必ず保護者が軽く手を添える)など、歯ブラシの受け入れ態勢を整えてから少しずつ歯みがきを始めます。

 上の前歯4本が生え揃い、奥歯が生え始める1歳過ぎころまでには歯ブラシを使ってみがく習慣がつけられるといいですね。

 歯ブラシは赤ちゃん用のヘッド(植毛部)の小さなものを用い、鉛筆を持つように握って軽い力で細かく動かします。寝かせてみがけば両手が使えるので、歯ブラシを持たない手の人さし指で唇や頬をよけてみがきましょう。上唇の内側の筋の部分(上唇小帯)は歯ブラシで強くみがくと痛みを与えやすいので、指でカバーしてみがきましょう。歯ぐきや上唇小帯を歯ブラシで強くみがかれて痛いと、子どもの歯みがき嫌いの原因になるので気をつけましょう。

インターネット相談室が本になりました!詳しくは妊娠・育児の応援ショップ 本の楽育まんてん堂へ。powered by 母子保健事業団 インターネット相談室は母子保健事業団の協賛により運営しています。