母子衛生研究会からのお知らせ|公益財団法人母子衛生研究会"

日本小児アレルギー学会他により注意喚起がなされています

2021年12月15日

日本小児アレルギー学会は日本アレルギー学会他と連名で、乳幼児用のミックス離乳食(Spoonfulone スプーンフルワン®)に関する注意喚起を行っています。

それによると、6か月以降の乳幼児を対象としているこの食品は16種類の食物(鶏卵、牛乳、小麦、ピーナッツ、くるみ、ピーカン、アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ、ゴマ、大豆、エビ、タラ、サケ、オーツ麦)のタンパク質を30mgずつ含んでおり、米国では乳幼児の食物アレルギーの発症予防を期待して販売されていますが、日本では「離乳食」とだけ記載され販売されているそうです。

乳幼児がこの食品を摂取することでアレルギー症状が出る可能性があることや、食物アレルギーがある小児には使用できない旨が記載されているものの離乳食開始時に16種類すべてに対し食物アレルギーがないことを判定することは困難であることなどの理由から、今回の注意喚起がなされたようです。

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