母子衛生研究会からのお知らせ|公益財団法人母子衛生研究会"

2023年4月バックナンバー

2023年4月26日

母子衛生研究会では、地球温暖化防止及び使用電力の抑制に資するため、「クールビズ」の趣旨に賛同し、令和5年5月1日から10月31日までの間、夏季の軽装「クールビズ」の実施期間とさせていただきます。

つきましては、この間に当会に来訪される際は「ノーネクタイ・ノージャケット」で差し支えございません。
また、事務所における職員の執務は、「ノーネクタイ・ノージャケット」の軽装を奨励しておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。


2023年4月25日

「麻しん(はしか)」は感染力が強く、かかると重症化しやすい病気です。38℃前後の発熱、せき、鼻汁といったかぜのような症状が続き、3~4日後に発疹が出始め、完治するまで10日~2週間かかります。肺炎や脳炎を合併すると命にかかわることもあります。

これを予防するために日本では計2回の麻しん風しんワクチン接種が定期接種として定められていますが(1歳のときに1回、小学校入学前の1年間で1回)、近年接種率が低下したとのことで、予防接種推進専門協議会より注意喚起がなされています

■予防接種推進専門協議会
麻しん風しん定期予防接種の接種率が低下しています(PDF)

麻しん風しんワクチンで防ぐもうひとつの病気「風しん」は、麻しんに比べ感染しても症状は軽いことが多いのですが、妊婦さんが感染すると心臓病や白内障、聴覚障害のある赤ちゃんが生まれることがあり(先天性風しん症候群)、こちらも国全体での予防が大切です。

お子さんが麻しん風しんワクチンを未接種の場合は、かかりつけの小児科に相談し、早めに接種しましょう。