母子衛生研究会からのお知らせ|公益財団法人母子衛生研究会"

乳幼児突然死症候群の予防

2013年10月31日

乳幼児突然死症候群をご存知ですか?

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、それまで元気だった赤ちゃんが窒息などの事故ではなく、眠っているあいだに突然、何の前ぶれもなく亡くなってしまう病気です。

おおよそ6,000~7,000人に1人の赤ちゃんがこの病気で亡くなっていると推定され、
そのほとんどが1歳未満で、生後2~6か月ころにもっとも多く発症しています。
乳児期の死亡原因としては第3位となっています。
原因はまだよくわかっていませんが、
日ごろの育児環境の中に、SIDSの発症を高める因子のあることが明らかになってきました。

欧米諸国および日本では、これらについて注意を促すキャンペーンを行なった結果、
SIDSの発症が減っています。
具体的には、次の3点です。これらを日ごろから心がけることで、
この病気の発症を減らせることがわかっています。積極的に実行しましょう。

乳幼児突然死症候群を予防するための対策として、
次のようなことが勧められています。

1 あおむけ寝で育てましょう
3 周囲はたばこをやめましょう
3 できるだけ母乳で育てましょう

           (上記は当会発行「母子健康手帳 副読本」より抜粋)

乳幼児突然死症候群については、母子健康手帳にも掲載されています。
お手元の母子健康手帳にも目を通してみたくださいね。

参考:厚生労働省HP 乳幼児突然死症候群(SIDS)対策強化月間


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