食事と栄養・離乳食
Q. 1歳の息子の食べムラがあり、困っています。 (2026.8)
(妊娠週数・月齢)1歳1か月
息子が1歳になってから食べムラがひどくなり、毎日のごはんの時間が苦痛です。パンや汁物は食べますが、お米があまり好きではないようです。うどんや米粉パンケーキなども途中まではごきげんで食べてくれるのに、1/3くらい食べたあたりから急に失速し、そこからまったく食べなくなります。ごま、のり、かつおぶしなどをふりかけたり、声かけや効果音などで盛り上げてみてもダメです。ただ、祖父母の家や外食では食べられるので、家だと飽きてしまっているのかなという気はしています。
私自身は好き嫌いがなくご飯を残さないタイプなのと、上の子も離乳食期はなんでも食べてくれる子だったので、作った料理を簡単に残されたり投げられたりするのがイライラし、悲しいです。
食事の仕方についてのアドバイスや、メンタル面はどのように切り替えたらよいのかについて教えていただきたいです。また、食べない場合は別のものを用意すべきなのか、それともそのまま切り上げてしまう方がよいのかについても教えてください。
回答者: 太田百合子先生
生活に興味・関心が増え、集中力も短いため、おなかが満たされるころには急に食べなくなることはよくあることです。気持ちの赴くまま遠慮なく主張してくるのは、成長の過程で起きることと捉えましょう。
むら食いは、1歳から2歳ごろがピークで、その後は自然に解消されることがほとんどです。子どもはこのように成長していくものだと思って、気持ちに余裕を持てるとよいですね。
祖父母や外食の場で食べられるのは、少し緊張したり、良いところを見せたいと思ったり、家の内外で気持ちの使い分けができるようになった証拠ですから、社会性が発達していると捉えることができます。
心の発達の始まりですから、自己主張はあったほうが良いと思いませんか。
食べ物を投げるなどやっていけないことについては、一言「だめだよ」「悲しいな」などと伝えましょう。「おいしいよね」「お座りして食べられたね」など共感したり、励ましたり褒めていくことも大切です。それでも思うようにいかないことは多いと思いますが、きっちりではなく緩やかに付き合っていくとよいでしょう。
大人がご飯などをおいしそうに食べていれば、そのうち食べるものにも変化がみられるでしょう。さらに子どもの気持ちを聞いてあげましょう。ふりかけをかけたら食べられるのか、ほかのおかずとまぜたら食べられるのかいろいろ提案してみます。自分で決めると食べることもあるからです。それでも食べたがらないようなら、おなかがいっぱいということですから無理せず「ごちそうさま」にします。
1~2歳にかけては、食事だけで思うようにエネルギー、栄養素がとれない時期なので、1日1~2回の捕食(おやつ)でバランスをとります。食事量をとりきれていないようならば、おやつを多めにしてあげるとよいですね。できれば栄養価の高い主食、いも、果物、乳製品などが良いでしょう。
