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ホーム妊娠・出産・子育て情報薬の上手な使い方・飲ませ方コラム:薬について、お医者さんに伝えたいこと

コラム
薬について、お医者さんに伝えたいこと

熱の有無、そのほかの気になる症状、食欲やきげん、排便の様子。それらがいつから始まって、どう変化してきたか?
これらは、病院を受診したとき医師に伝えたいことです。このほかにも、薬に関連して必ず伝えておきたいことがあります。

ほかに使っている薬があるとき

アレルギーなど、ほかの病気で他院や他科から薬をもらっているときは必ず医師に伝えましょう。薬によっては、現在かかっている病気に影響することがありますし、相互作用を起こす薬もあります。また、同じ効果を示す薬を重複して使用するのも避けなければなりません。

薬や食品のアレルギーがあるとき

たとえば、炎症をおさえる成分・塩化リゾチームには卵が含まれているので、卵アレルギーの子には使えません。お菓子で湿疹やじんましんが出たのは、お菓子に含まれていた卵が湿疹の原因だったかもしれません。忘れずに伝えてください。

飲ませにくい薬があること

薬は飲んでこそ効くものです。粉薬が飲めないとか、坐薬はいやがるとか、使いにくい薬のかたちがある場合は遠慮なく医師に伝えましょう。ドライシロップ剤などは、飲みやすいように香料で味つけされていますが、薬のザラザラ感や風味によって飲みにくいこともあります。同じ効果を示す薬でもさまざまな剤形がありますから、医師に相談しましょう。

再受診したとき

再診では、「熱が下がりましたが、鼻水が止まりません」など、具体的な症状の変化を伝えましょう。


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