赤ちゃん & 子育てインフォ

無痛分娩体験談

でこ
むぎ 2019年11月生まれ

陣痛の痛みに怖さがあったので無痛分娩で第一子を産みました。
おしるしがあった翌日、夜中3時に10分ごとの重い生理痛のような腰痛と腹痛があり、すぐに病院に連絡してタクシーで向かいました。

病院に着き、陣痛が8分間隔になり始めた段階で脊髄麻酔をすることに。背中を思い切り丸めて腰に針を刺された後、冷たい水がゆっくりと流れ込んでくるような感覚がありました。

麻酔を打たれてからは驚く程陣痛の痛みが去り、主人と普通に会話できる程に。
そこからは一時間おきに子宮口の開き具合と血圧と麻酔の効き具合の確認をされ、尿道カテーテルを入れられました。

子宮口が完全に開くまでの時間はあっという間で、主人と会話していたらいつの間にか子宮口が開いていました。
完全に開いたのが確認されると分娩室へ運ばれ、先生と助産師さんの言われるがままにりきむことに。

この間もほとんど痛みがなく、通常の会話ができる程でしたが、りきみたい感覚はあり、陣痛の波とともに力いっぱいりきみました。分娩時間約12時間、無事に女の子を出産。

産後は麻酔の副作用で１日程尿失禁にもなりましたが、痛みによる体力の消耗もなかったので回復も早かったような気がします。出産でもっとも痛かったのは陣痛でも脊髄麻酔の注射でもなく点滴でした(笑)

主治医とよくご相談を！
無痛にしようか迷っている方には、わたしはぜひ無痛分娩をお勧めしたいです。痛みを伴わなくてもわが子はとても愛しいです。費用は通常よりかかりますが、十数時間痛みに耐えることに比べたら安いように感じます。ただ１つ注意したいことは麻酔が効かずにそれなりに痛みがある方も居るそうなので主治医とよくご相談なさってください。

回旋異常で緊急帝王切開

あずき
みっくん 2019年7月生まれ

予定日の3日前に陣痛がきました。いきんでも全然出てこなくて、陣痛開始から10時間くらい経過したころ、エコーで赤ちゃんの頭が前後逆向きになっていることが発覚・・・。四つん這いになって正常な向きになってくれることを祈りながら陣痛と戦っていました。

しかしそれでも位置が直らないため、総合病院へ救急搬送されることに・・・ (当初は陣痛促進剤も使用しない個人病院の産婦人科で普通分娩中でしたが、出産が滞ってしまったため、主治医判断で搬送に)。

総合病院に着いて、また検査を一通り行い、赤ちゃんの向きが直ることに望みをかけ、陣痛促進剤を使い、もうしばらく様子を見ることに・・・。もうその時点で陣痛と18時間戦っていたので、私はヘトヘトでした。

それから1時間半たったころ、｢もう助けてください・・・｣と無意識に呟いていると、Dr.から｢もう帝王切開に切り替えようか？｣と提案が！　そのときの私には先生が仏様のようにも感じました(笑)

早速手術室へ向かい、その後無事に出産しました。腰椎麻酔をしてもらったときの(それまでずっと陣痛と戦い疲れていたため痛みがなくなって)感動と赤ちゃんが生まれてきてくれた感動、産声を聞いたときの安心感はすごく覚えています。

手術の最後に、自分の胎盤をどうしても見たいと懇願し、見れたのは良い思い出になりました。赤ちゃんは破水から長時間経っていたこともあり、保育器で観察されることになりましたが、その後すくすくと順調に体調も回復。母体は7日で赤ちゃんは8日で退院でき、大きな病気もせず元気に育ってくれています。

普通分娩で出産することしか考えていなかったので、緊急帝王切開はちょっとドキドキしたけど、私の場合は帝王切開での出産の方が、自分に合っているように感じました。

ソフロロジー

みっちー
ひーちゃん 2019年12月生まれ

とにかく、呼吸法をマスターして陣痛を乗り切ろうと決意した3人目の出産。
出産後に育児が目白押しだったので、体に負担が少ないと聞いたソフロロジーをマスターして、呼吸法から出産を見直しました。

陣痛が来たそのときから、「よく来たね、大丈夫」と、これまで出産で経験した『戦いの呼吸』から『ゆっくり息を出して、いい香りを吸い込む』呼吸法に切り替えました。

分娩台に上がっていよいよ子宮口が全開になっても「痛い！」と叫ぶこともなく「あーー。うーー」と、いかに長く息が続くかを意識しました。
結果は、5回のイキミで体が全部出てくるほどスルンと生まれてきました。

怖がってても、そのときはきちゃいます！
痛いと言っても、痛いのは消えません。怖がってても、そのときはきちゃいます（笑）　体のバランスを整えながら出産すると、自分も赤ちゃんも出産後、とても穏やかに過ごせると思います。