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先輩ママの妊娠・出産体験記

妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。

※個人の体験や感想を掲載しています。


2020年7月15日掲載

出産までのキロク

mumu
oiちゃん 2019年9月生まれ

もともと、助産院での出産を希望していました。「陣痛促進剤は使いたくない」とか「分娩台の上で足は開きたくない!」とかいろいろな思いが重なり、なるべく自然に、医療の介助がない形で産みたいと思っていたのです。私は助産院と連携を行う病院で定期的に健診をしてもらい、助産院での出産が可能なのか、赤ちゃんに異常はないのか調べてもらっていました。


順調に迎えた臨月直前の健診で、赤ちゃんに異常が見つかったと言われ、詳しく調べることに。この時点で、助産院での出産は無理とはっきり言われてしまいました。赤ちゃんに異常が見つかったことも含めいろいろな気持ちが駆け巡り、ひとり涙。「じゃあ、どこでなら産めますか?」と聞くと、通っていた病院でも無理。「専門医のいる大学病院に転院してください」と言われ、ますます落ち込んでしまいました。
あからさまに落ち込んだ私に対して、担当していた先生が「そんなにも助産院でのお産にこだわるのなら、助産院で産んでみたら? 産むこと自体はどこで産んでも一緒だよ。僕が一筆書きます。ただし生まれてからは、すぐに検査する必要があるので、それ相応の対応はできるように連携させてね」そして、「なによりも大切なのは、赤ちゃんとお母さんが元気で生きていけるようにサポートしたいからこういう提案をしましたよ」と、優しい言葉をかけてもらいました。

1日時間をもらい考えることにしました。母になる日を夢見て、理想と想像が膨らみすぎて、こうでなければならない、こうするのがいいであろう、と自分自身をがんじがらめにしていたことに気が付きました。一番大切なのは、赤ちゃんが無事に生まれ、母子ともに何事もないことじゃないか、と原点に立ち戻り、素直に先生の話を聞き入れて大学病院に転院することにしました。


そして迎えたお産の日。あれよあれよと陣痛がきて、分娩台で3回いきんだら「すぽーん」と生まれてきてくれました。あんなにも嫌だった分娩台の上にいたのは一瞬で、陣痛促進剤は使わずに済みました。そしてなによりも、プロフェッショナルに囲まれて無事に生まれ、生きていてくれた息子を抱けたことが、こんなにも幸せなのかと思い知らされました。どこで産んだって、どんなお産も素晴らしい。心の底からそう思いました。

プレママへのひとことメッセージ愛おしい日々はすぐそこです
びっくりするくらいかわいくて、小さくて温かくて、愛おしい日々はすぐそこです。

母子手帳と出産体験記を、将来の子供のために残すということ

つるさら
くるみ 2019年8月生まれ

私の母は、第一子である私を2時間+出血少量で出産しました。母子健康手帳からそれを知り「娘である私も、骨格が似ているだろうから早いかな」と心づもりしていたところ的中し、初産ながら5時間で出産となりました。
急速に出産が進み、助産師さんたちはやや慌て気味でしたが、私自身が落ち着いていられたのは、母子健康手帳から母の事例を知っていたからだと思います。唯一予想外だったことは、出血量が1200 mLと多めだったことです。


産後、助産師さんから次回出産時の注意として、来院のタイミングや病院選びなど細かくアドバイスをいただきました。妊娠、出産が毎回同じということはないと思いますが、実際自分にこのような危険があったことを記録して、未来の娘にもリスクとして伝えていかなければ、と感じました。

プレママへのひとことメッセージご自身の母子健康手帳を見直しておくと、出産時の心の支えに
もし確認できる状況であれば、ご自身の母子健康手帳を見直しておくと、出産時の支えになると思います。私も、娘に向けて出産の経過を母子健康手帳へ書き残しました。

思いがけず帝王切開に

リチャっ子
まーちゃん 2018年8月生まれ

妊娠7か月ころに、赤ちゃんの位置が逆子だとエコーで判明。先生には「まだおなかの中で動けるから、そんなに気にしなくて大丈夫だよ」とおっしゃっていただいたけど、なかなか治らず。逆子体操や、逆子に効くというお灸もしたけれど、よほどその体勢が心地よかったのか逆子が治らなかったので、帝王切開になりました。


はじめは無痛分娩を希望していたので、おなかを切ることに恐怖はありましたが、今になってみれば私には帝王切開でよかったと思います。保険も使え、高額医療費も対応なので、病院によるのかもしれませんが、そこまで費用が高くなることはないです。それと、緊急帝王切開にならない限りは、手術日が事前に決まっているのでスケジュールが立てやすく、当日は旦那と私の両親がきてくれました。
出産時、麻酔のおかげで痛みはありませんでしたが(おなかの中を押されて違和感は感じました)産後は、腹筋が使えず起き上がるのが大変でした。

プレママへのひとことメッセージつらいときは、赤ちゃんを抱きしめて深呼吸を
第一子の方は今はまだおなかの中ですが、すでに子育てしてるプレママさんたち偉いです!! 人によってはつわりやマイナートラブルがあって大変かと思いますが、赤ちゃんと対面できるまで、無理せず過ごしてください。生後3か月くらいまでは睡眠不足などでつらいと思ってしまうかもしれませんが、そんなときこそプニプニモチモチな赤ちゃんを抱き締めて深呼吸してみてください。私は嫌なことあったときはそれで回復します♪

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