赤ちゃん & 子育てインフォ

あっという間のスピード出産

ちーまま
ちーちゃん 2019年11月生まれ

出産予定日２週間前の土曜日の朝、目が覚めて起き上がろうとしたそのときに破水！　すぐに夫を起こし、病院と陣痛タクシーに連絡しました。

陣痛は前日の夜の時点で30分間隔だったので、すぐには生まれないだろうと思っていたら、タクシーを待っている間にどんどん痛くなり５分間隔に。やっとの思いで病院に着くとすでに子宮口が７cm開いていて、そこからはあっという間でした。

初産なのに分娩所要時間は約３時間半の超スピード出産。「初産でこれだけ短いと次はもっと早くなるから気をつけてね！」と会う人会う人に言われました。夫が休みの土曜日だったので立ち会えたけど、仕事に行っていたら間に合わなかったと思います。すごくいいタイミングで生まれてくれた親孝行な息子でした。

臨月に入った入院の荷物の準備を！
出産は本当にいつ始まるかわかりません。臨月に入ったら、いつでも入院できるように最低限必要な荷物を、自分が持てる大きさのカバンに用意しておいた方がいいですよ。

クレーマーなくらい相談はすべき！

ハトリ
ソラ 2020年1月生まれ

初産＋高齢出産＋子宮筋腫＋心臓疾患など複数の理由から、個人病院から総合病院に転院。結婚式２日前、妊娠23週で切迫早産で１週間入院したこともありました。

安心感を取ったはずの総合病院でしたが、健診待ち３時間、診療時間は十数分。いろいろ相談するも「普通分娩で大丈夫」と一言。説明も何もなく、陣痛室で１日たっても子宮口６センチから動かず。痛みで吐いているところに､陣痛促進剤をすすめられ、効果やリスクを質問しても「大丈夫です」だけ。結局病院の連携が悪く陣痛促進剤は半日後に。極限の中、いよいよ怒りは頂点に達し絶叫で説明を求めました。
結果的に謝罪していただき、無事出産できましたが、信頼関係がまったくない出産でした。

不安なことは事前に話をしておくことが大切です
少しでも不安がある場合は、納得できるまで医師や助産師と事前に話をした方がいいです。特に総合病院では嫌な顔をされるかもしれませんが、いざというときに信頼関係がないと不安で痛さが増す気がします。

私と長女を救った言葉

ムーママ
しぃちゃん 2020年4月生まれ

２人目の妊娠が分かったのは、長女が１歳６か月のときでした。つわりがひどい日には外遊びもできず、おなかが大きくなると抱っこもつらくなってきます。私が妊娠中から心がけたのは、長女に“赤ちゃんのせいで我慢している”と思わせないこと。とにかくポジティブに変換することを意識しました。例えば……「抱っこはできないけど、お膝に乗って電車ごっこができるよ」「赤ちゃんはおっぱいしか飲めないけど、お姉ちゃんはお菓子が食べられていいなぁ～」など。それでもまだまだ甘えたい盛り。イヤイヤ期も重なり、わがままを言うことも。「おっぱい、あげないで！」と言われて、慌ててミルクを作ったこともありました。

苦しくなったときに思い出したのは、３歳差の兄妹を育てている先輩ママの言葉です。「上の子は、今まで100％受けていた愛情を半分奪われたと思うから、複雑だよね。でも赤ちゃんのうちは、どうしても手がかかるから、今まで通りにはできない。複雑なのはママも同じ。一緒に頑張らないとね！」３人兄妹の末っ子として育った私には、目から鱗でした。

100％で向き合えない代わりにしたのは、たった１つだけ。それは「大好きだよ」と抱き締めること。はじめは少し照れくさかったのですが、パパも協力してくれたおかげで、長女のわがままも落ち着き、そのうち「赤ちゃんかわいいね」「抱っこして、よしよししてあげる」と言うように。１か月で、すっかり世話焼きのお姉さんになりました！

きちんと気持ちを伝え合うことが大切です
妊娠中から「きょうだい」がテーマの絵本をたくさん読みました。はじめは長女のためでしたが、子どもの気持ちを理解するのに、とても役立ちました！　今まで通りにできず、イライラすることもありますが、つらいのは自分だけではありません。「ごめんね」「ありがとう」「大好き」と、きちんと伝え合うことが大切だと思います。