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先輩ママの妊娠・出産体験記

妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。

※個人の体験や感想を掲載しています。


2021年8月13日掲載

かゆい~!!

やすよ
あー 2021年1月生まれ

流産、不妊治療を経て待望の二人目を妊娠! 夫婦で大喜びしました。

そして2か月ごろから始まったつわり。一人目のときにつわりを経験していたので、最初こそ「あ~そうそうこんな感じやったな~」と余裕でしたが、徐々にひどくなっていき、吐きつわりの日々が続きました。食べられないのに吐き続け、仕事にも行けず、上の子のお世話も周りに助けてもらいながらやっと、の状態でした。

でもそれも5か月ごろには少しずつおさまり、日常生活も食欲もいつも通りであることに幸せを感じていたのもつかの間、8か月ごろからぽつぽつと身体に強いかゆみを伴う発疹ができ始めました。ん?なにこれ?と思っているうちに、すごい速さでそれは全身に広がっていきました。

とにかくかゆくてかゆくて、常時どこかをかいている状態。特に夜、布団に入ってからは身体が温まるため、眠れないほどの猛烈なかゆみに襲われます。全身、特におなかのかゆみが一番ひどく、かきむしってしまうので毎朝着ていた服が血だらけになっているほどでした。冷やすとマシとネットで知り、真冬でしたが毎日保冷剤をいくつもかゆい部分に乗せて泣きながら横になっていました。かかっていた皮膚科でも妊娠中ということで強い薬は出せないと言われ診断名もはっきりせず、処方された効かない薬を藁をもすがる気持ちで毎日塗りたくり、どうにもできないとわかりながらも何度も病院に通いました。

ひどくなる一方の中、その状態で挑んだ陣痛、出産。不思議と陣痛、出産の最中にはかゆみは消えていました。が、なんと産んでからかゆみが再発! 出産前よりはマシなものの、かゆみは続きました。産院での入院中に見かねた先生に勧められ、産院近くの皮膚科にかかり、ようやく妊娠性痒疹と診断されました。先生に「これはかゆかったでしょう」と言われ涙が出そうになったことを覚えています。そこで飲み薬、かゆみ止めを出してもらいようやくマシになりました。

今は産後約5か月になりますが実はまだ治りきっていません。でも妊娠中とは比べものにならないぐらい軽快しています。今でもあのつらかった日々を思い出すことがありますが、つらかった分、生まれてきてくれたわが子はかわいさマシマシです。そしてありがたいことに、子どもは大きな皮膚トラブルもなく元気に過ごしています。

プレママへのひとことメッセージつらさを声に出しましょう!

いま同じ症状に悩まされている方がいたらお伝えしたいのは、かゆくてかゆくてたまらないということを産院の先生や看護師さん、助産師さんなどに恥ずかしがらずにとにかく言いまくりましょう!ということ。

言い続けていれば、誰かが必ず助けてくれます! 私ははじめ、かなり遠慮してしまっていてなかなかつらさが伝わらなかったので後悔しています。

そのつらさを和らげる方法は必ずあります!


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