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先輩ママの妊娠・出産体験記

妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。

※個人の体験や感想を掲載しています。


2022年1月14日掲載

予定日当日になった瞬間の陣痛! このまま順調かと思いきや・・・

ゆきブログ「マイ マタニティ ダイアリー」
おうみ 2021年10月生まれ

25歳、初産。初めてのマタニティライフを満喫して、気づけばあっという間に予定日。日付が変わった直後の0時30分ごろ、規則的な痛みを感じました。「まさか」と思いつつ、その間隔を計ってみると、10分。その後1時間たっても安定して痛むので、病院に電話して、夜中の3時に病院に到着。子宮口はまだ2センチだったけど、痛みが強かったので、そのままお産を待つことになりました。

その後4時間くらいたっても子宮口が3センチまでしか開かず、促進剤を打つことに。陣痛の痛みがいよいよ本格的になってきたそのとき。「バチーン」と大きな音がして、ベッドの上で大破水。羊水がほぼ一気に出てしまったので、急いで分娩台に移動しました。分娩台に移ったら、今までの開きの遅さが嘘のように、1時間弱で子宮口が5センチ→8センチ→全開になりました。お医者さんが「全開」と言っている声が聞こえて「やっといきめる」と安堵したとき(12時30分ごろ)には、痛みと眠気で、意識は朦朧としていました。

それなりに腹筋にも体力にも自信があった私。早く赤ちゃん出したいし、いきみ始めたらもう終わりは近いと思い、初回から結構な力でいきみ始めます。助産師さんは「いきむの上手」と言ってくれてるのに、30分たってもまだ生まれてくれない。お医者さんや助産師さんの表情がだんだん変わっていくのがわかりました。どうやら赤ちゃんの頭囲が大きいらしく、いきんでもいきんでも、なかなか赤ちゃんが下に降りてこられないとのこと。絶望する私。それでも陣痛は時を待たず来るので「今回こそ、今回こそ」と思って全力でいきみを繰り返しました。

体力の限界と痛みと疲弊で全身が震え出しました。もう切って出してくれ、と思ったけど痛みで声も出せない。そんな中、突然下に硬いものが降りてくる感覚が。最後の力を全身から絞り出していきみました。全身の力を一気に抜いた途端、下を向くとおっきい頭が出てきました。頭~肩~足の先まで、人間の全身が私のからだの中から出てきたとき、安心感と達成感でいっぱいになりました。

予定日ぴったりに陣痛が来て始まった私のお産。最後はいきみすぎて子宮頸管が裂傷してしまうトラブルはあったものの、元気な男の子を産むことができました。いろんなお産があると思いますが、すべての命の誕生は奇跡だと感じました。

プレママへのひとことメッセージ痛くても、絶対に終わりがあります。

初めての出産を控えている方。出産は、想像以上の痛みかもしれません。でもいつか絶対終わりは来ます。だから大丈夫! お母さんが痛いときは、赤ちゃんもがんばっています。おなかに命が宿ってから、赤ちゃんがこの世界に出てくるそのときまでお母さんと赤ちゃんの間で培われた絆を信じて、赤ちゃんと一緒にがんばってください。あとは、助産師さんにたくさん甘えさせてもらってください。私も初めてのお産でわからないことだらけでしたが、助産師さんにたくさん頼って甘えて、お産を無事に終えることができました。無事に元気な赤ちゃんを産めますように。


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