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先輩ママの妊娠・出産体験記

妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。

※個人の体験や感想を掲載しています。


2022年10月14日掲載

無痛分娩の参考になれば

まんじゅう
みこ 2021年6月生まれ

痛みが怖く、無痛分娩に切望にも似た期待を抱いておりました。妊娠前から夫にも「無痛分娩がいい」と話していて、不育症をようやく乗り越えたのち、無痛分娩を選ぶことができました。


当時の看護師さんには、「個人差があって痛い人は痛いので、博打のようなものだよ」と諭されましたが、それでもいいと貫いた私は、結果的にとても麻酔の効く体質だったようで、子宮口が開いたあとに投与された麻酔によってまったくと言っていいほど痛みのない出産を迎えました。


ただ、痛みがないぶん悠長に構えてしまったのでしょうか。コロナのため、助産師と二人きりで過ごしていましたが出産がうまく進まず時間がかかり、とうとうやってきた医師が即座に下した判断は、切開、それから吸引の処置でした。


痛みはないまま、なんとかわが子を迎えることができましたが、陰部は尻の間近まで避けたため、縫われた箇所が産後はひどく痛みました。円座クッションではカバーしきれないほど(笑)。

それも抜糸まででしたし、1年たった今では「つらかったなぁ」と振り返る程度です。


私は無痛分娩で良かったです。

これを読んだ方も、どうか遠慮や躊躇のない選択ができるよう、心から祈っております。

プレママへのひとことメッセージ不安の先に喜びが

不安が喜びを上回ることは多いと思います。それでもわが子をどうか、大事に抱けますように。

帝王切開後、経膣分娩トライ

あいあい
あっくん 2020年9月生まれ

1人目は帝王切開だったので、2人目は経膣分娩にトライできる病院を選びました。経過が順調で、1人目の帝王切開の術式などの条件を満たせばトライすることができます。ただ、陣痛促進剤や無痛分娩はできないので、待てるのは予定日まで、と言われていました。


ところが、予定日になっても、予定日を過ぎても、全然出てこない。

健診間隔も2日ずつになり、子宮口は2センチ、4センチと徐々に広がってはいる。内診で毎回先生がグリグリしてくれるものの、陣痛は来ない。

先生はそろそろだと言いつつも、念のため、手術室の予約も入れました。わたしも心配になってきて、階段昇降したり、床掃除したり、重い荷物持ったり、子どもが下りてきそうなことをいくつかしました。


そして、予定日から1週間たつころ、ブルーベリーティーを飲んだ深夜にうとうとしてたとき、夢なのか現実なのか、風船が割れる音がして目が覚めました。どうやら、それが破水だったようでそのまま病院へ。

コロナ時代でも、家族の付き添いはできたのですが、深夜だったので、お姉ちゃん(上の子)は「まま、一人で行ってきて」。一人で、分娩に臨みました。


助産師さんと助産師の研修生さんが付いてくださり、実際に大変だったのは2時間くらいですが、初めての陣痛を経験しました。

一緒にいるのが助産師さんだけなので、ずっと叫んでいましたね。3人目につなげたいと思って選んだ経膣分娩ですか、今回で最後で十分、と思って耐えてました。


会陰切開が間に合わず、傷が深くなってしまい、縫われるのが大変でしたが、予定日超過で3,690グラムの赤ちゃん。すぐに胸元に置いてもらましたが、さっきまでおなかの中にいたと思うと、奇跡を感じました。

妊娠がわかったときとコロナが始まったときが同じ時期で、通院も買い物も非常に気を遣って過ごした妊娠期間でしたが、無事に生まれて安堵しました。

生まれたあと2時間は面会が許されていたのですが、パパとお姉ちゃんの到着は間に合いませんでした。面会もできず、テレビ電話で過ごし、赤ちゃんの黄疸とママの貧血で退院が少し延びた1週間でした。

妊娠出産は奇跡の連続なんだな、と思った出来事です。

プレママへのひとことメッセージ出産のときの気持ちを忘れずに

どんな出産でも、母親は命がけです。命がけで産んだ子どもは、宝物です。いまの気持ちを忘れないで、子育てを楽しんでくださいね。


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