赤ちゃん & 子育てインフォ

ホーム妊娠・出産・子育て情報先輩ママの妊娠・出産体験記

先輩ママの妊娠・出産体験記

妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。

※個人の体験や感想を掲載しています。


2024年4月15日掲載

ソフロロジー呼吸のおかげで

とらみ
とらこ 2022年9月生まれ

妊娠前は無痛分娩が良いと思っていたけれど、自然分娩しかしていない産院にお世話になりました。なるべく痛みを感じたくない、叫ぶお産はいやだ・・・、そう思ってソフロロジー呼吸法を本で学んでいました。

いざ本番。朝6時半頃ごろトイレに起きたらおしるしが。朝から生理痛2日目のような痛みが。「耐えられるんだけどなぁ」と思いつつ「痛みが強くなってる気がする」ので、在宅勤務の夫の仕事が終わるのを待ち18時半ころ産院に電話、とりあえず行ってみたらそのまま入院。


マイナートラブルがほとんどない健康妊婦だった私ですが、いざ入院してみると高血圧、高熱、浮腫と異常事態。助産師さん「今日中に産ませてあげたいなぁ」と19時半。

そこからひたすら呼吸に集中。眠さもあり、落ち着いて呼吸しているとウトウトしてきます。両手は自分の太ももに置き、ここに力を入れていました。深い呼吸をしながら1回いきめる陣痛の波、2回いきめる波とありました。2回いきめるとお産が進んでる感じがする。呼吸を意識していると陣痛の波が待ち遠しくなりました。

産道が広がってさすがに「痛い」とこぼす私。でも「頭出てますよ~、触ってみる?」と言われ、濡れて生暖かい頭を触り、「あ、もういきまなくていいの?」、スルーンという感じでスムーズに生まれてきました。達成感から思わず拍手した私。「すごい静かなお産だったねー」「ほんとに産んだ!?って感じだったよね」という助産師さんの話し声が印象に残っています。

プレママへのひとことメッセージ良いイメージでお産に臨んで

YouTubeなどでリアルに叫んでいるお産の動画を見ていると不安になると思います。良いイメージを持てるように、ソフロロジー呼吸をしながらのイメトレは効果的だと思います!

子宮破裂を経験

ふーさん
まぁちゃん 2023年3月生まれ

結婚8年目、不妊治療の体外受精で第1子を授かりました。子宮筋腫の術後のため出産は帝王切開と決まっていました。

子宮筋腫術後であること、前置胎盤であることから子宮破裂や切迫早産の可能性もあるとのことで里帰りでの出産を決め、産休を早め妊娠32週で帰省。


帝王切開予定日3週間前の朝、トイレのため目覚めると腹痛により起き上がれず。トイレに行きたいため腹痛をがまんしてトイレへ。

排泄後、痛みのためズボンをあげて履くことができず、股の間から出血はないか、破水はないか確認し、着衣は中途半端の形でトイレから出ましたが数歩歩く程度がやっとの状態。物音に気づいた母が駆けつけるもその場から動けず、トイレの前で倒れる形になりました。

再度、胎動の有無、出血や破水はないか確認したところ、胎動はあり、出血、破水はない。予定日よりかなり早いし、これまでもときどきあったおなかが張っているだけなのかもしれない、寝ていれば良くなるかもと、痛みが引くのをそのまま冷たい床で待つことに。

しかし時間がたつにつれて冷や汗、吐き気が出現し、甥っ子たちの足の振動でも痛みが増悪し、横にも向けず体勢を整えることも困難な状態に。


初めての出産のためこの激しい腹痛が陣痛なのか、ただおなかが張っているだけなのかわからず。こんなことで病院に相談していいのか、迷惑じゃないのか考え込んでしまい、1時間半がまん。

しかし、持続する激しい腹痛、吐き気、冷や汗、会話も困難な状態から病院に相談するだけしようと決心し、電話したころには意識が朦朧し、会話するのもやっとの状態。

病院から必ず本人が電話するようにと事前に説明があったため朦朧とする意識の中、何とか電話するも「自家用車で来てください」と言われどうしたら良いのかわからず。動けないことを再度説明し救急車を要請。


出産準備はすでに終了していたためそのまま病院へ。緊急帝王切開となり男児を出産。子どもは仮死状態のためこども病院へ緊急搬送され、私はそのまま子宮破裂の治療に入りました。

出産当日は、痛みと不安、すぐにでも息子に会いたい気持ちから眠ることができませんでした。子どものいる病院へ転院したいと担当医に話し、何とか出産3日後に息子の元へ行くことができました。

プレママへのひとことメッセージがまんはしなくていい!!

少しでもおかしいと思ったら相談すること!! 出産準備は早く済ませること!!

がまんしたことにより子どもに負担をかける形になってしまいました。がまんはいいことない。相談することが大切です。

出産準備を帰省してすぐに済ませていたことから、焦らずこれを持っていけば大丈夫と慌てることなく対応できました。出産準備は早めに終了しておくことをおすすめします。


先輩ママの妊娠・出産体験記もくじへ