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3.予防接種を受けるとき

受ける前は、ここに注意!

1. 当日の体調は大丈夫?
当日は、朝から子どもの状態をよく観察し、ふだんと変わったところのないことを確認してください。接種に連れていく予定をしていても、体調が悪いと思ったら、延期します。
2. 受ける予定の予防接種について予備知識を
受ける予定の予防接種について、通知やパンフレットをよく読んで、必要性や副反応についてよく理解しましょう。わからないことは接種を受ける前に質問しましょう。
3. 母子健康手帳を必ず持っていきましょう
忘れずに持っていきましょう。
4.予診票にしっかり記入
予診票は子どもを診て接種をしてくださるお医者さんへの大切な情報です。責任をもって記入するようにしましょう。
5. 日ごろの子どもの体調を知っている人が連れていきます
接種を受ける子の日ごろの健康状態をよく知っている保護者の方が連れていきましょう。

予防接種を受けられない人

明らかに発熱(通常37.5℃以上)のある人。
重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人。
急性で重症な病気で薬を飲む必要のあるような人は、その病気がどうなるかわかりませんので、よくなるまで延期します。
その日に受ける予防接種のワクチンに含まれる成分でアナフィラキシーを起こしたことがあることが明らかな人。
「アナフィラキシー」というのは通常接種後約30分以内におこるひどいアレルギー反応のことです。発汗、顔が急に腫れる、全身にひどいじんましんが出るほか、はきけ、嘔吐(おうと)、声が出にくい、息が苦しいなどの症状やショック状態になるようなはげしい全身反応のことです。
麻しん、風しんの予防接種対象者で妊娠していることが明らかな人(妊婦の家族が接種するのは問題ありません)。
BCG接種の場合においては、予防接種、外傷等によるケロイドの認められる人。
その他、医師が不適当な状態と判断した場合。
上の1)~5)に入らなくても医師が接種が不適当と判断した時は予防接種を受けることはできません。

主治医に相談する必要がある人

以下に該当する人は必ず主治医に前もって診てもらい、その医師のところで行うか、診断書または意見書をもらって接種に行きましょう。

心臓病、腎臓病、肝臓病や血液の病気などで治療を受けている人。
過去の予防接種で、2日以内に発熱、発疹、じんましんなどアレルギーと思われる異常がみられた人。
今までにけいれんをおこしたことがある人。
けいれんのおこった年齢、そのとき熱があったか、熱がなかったか、その後おこっているか、受けるワクチンの種類はなにかなどで条件が異なります。必ずかかりつけの医師と事前によく相談しましょう。
原因がはっきりしている場合には、一定期間たてば接種できます。
過去に免疫不全の診断がなされている人、および近親者に先天性免疫不全症の者がいる人。
ワクチンには抗原のほかに培養に使う細胞の成分、抗生物質、安定剤などがごく微量ながら入っているものもありますので、これらにアレルギーがあるといわれたことのある人。
BCG接種では家族に結核患者がいた場合など、過去に結核に感染している疑いのある人。

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