よくわかる用語辞典 【妊娠編】 B群溶血性連鎖球菌 (びーぐんようけつせいれんさきゅうきん) 細菌の一種で、女性の泌尿器や腟内、肛門付近にわりとよくいます。大人が感染しても異常はありませんし、妊娠中の女性にも問題はありません。ただ分娩のとき産道感染すると、赤ちゃんがこの菌による髄膜炎を起こす心配があるので、陣痛のときや破水のとき、母体に点滴で抗菌薬を投与して防ぎます。なお、略称は「GBS」です。 参考:妊娠期に知っておきたい感染症と予防接種情報 よくわかる用語辞典トップへ