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よくわかる用語辞典 【妊娠編】

母子健康手帳 (ぼしけんこうてちょう)
母子健康手帳は「母子保健法」という法律に基づき、交付されるもの。市区町村役場に妊娠届けを出して入手します。妊娠初期からお子さんが小学校に入学するまでの間の母子の一貫した健康記録ですから、妊婦健診や健康相談、乳幼児健診、予防接種、ほか赤ちゃんが病気で受診するときなどは必ず持参しましょう。手帳の前半、52ページまでは全国共通ですが、表紙やデザインは市区町村によって違い、バラエティに富んでいます。双子ちゃんならそれぞれに子に1冊ずつ交付されますし、日本在住の外国人妊婦さんのために、英語やハングル語などが併記された母子健康手帳も実はあります。ちなみに母子健康手帳の歴史は昭和17年に創設された「妊産婦手帳」までさかのぼれます。一貫した母子の記録というアイディアはとてもよいということで、現在はアジアの他の国で取り入れているところもあります。昭和23年に「母子手帳」が発行され、昭和40年に母子保健法に基づいて現在の「母子健康手帳」となりました。

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