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よくわかる用語辞典 【子育て編】

抗菌薬 (こうきんやく)
病気の原因となる細菌に「対抗」する薬。細菌が増えるのを抑えたり、殺す作用があります。“かぜ”などの原因であるウイルスには効きません。抗菌薬のうち、微生物からつくられたもの(青カビから作られるペニシリン薬が代表的)を抗生物質といいます。けれど現代は化学的に合成された合成抗菌薬も多数あるので、総称して「抗菌薬」と呼んでいます。細菌が原因の病気のときは、「何の菌なのか」を見極め、それに効果のある抗菌薬を選択するのが医師の大事な仕事。そして、処方されたときは、処方された分をきちんと最後まで用いることが大切。途中でやめてしまうと、また菌が活発になる心配があります。最近は、MRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌のこと)など、抗菌薬に抵抗力をもった「耐性菌・たいせいきん」の出現が大きな問題となっています。
●以下の情報も参考にしてください
*薬剤耐性(AMR)について:AMR 臨床リファレンスセンター
参考:薬の上手な使い方・飲ませ方

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