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よくわかる用語辞典 【妊娠編】

妊娠高血圧症候群 (にんしんこうけつあつしょうこうぐん)
以前は妊娠中毒症と呼ばれましたが、現在は「妊娠高血圧症候群」という名称になりました。妊娠20週以降、分娩12週まで高血圧が見られる場合、または高血圧にタンパク尿を伴う場合(かつ、妊娠以外に高血圧の原因が見られない場合)に妊娠高血圧症候群とされ、「妊娠高血圧症」「妊娠高血圧腎症」「加重型妊娠高血圧腎症」「高血圧合併妊娠」という4つの分類があります。これら妊娠高血圧症候群は全妊娠の1?3%に発症するといわれますが、もともと心臓や腎臓の病気を持っている人、40歳以上の高齢妊娠多胎妊娠などは妊娠高血圧症候群を起こしやすいことが知られていますので、定期的に妊婦健診を受けるなど、予防とチェックに努めることが大切です。また妊娠高血圧症候群は、胎児発育不全のほか、子癇や脳出血など重大な合併症につながることもありますので、妊娠高血圧症候群の診断を受けた場合は、医師の指示・指導にしたがって治療をしましょう。

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