よくわかる用語辞典 【妊娠編】
- 体外受精・顕微授精 (たいがいじゅせい・けんびじゅせい)
- 女性の卵巣から採取した卵子と、男性から採取・調整した精子を、シャーレなどの中で出会わせ、受精を導くのが体外受精です。採取・調整した精子を、極細のガラス管などを用い、顕微鏡下で卵子の中に直接送り込み授精を促すのが顕微授精です。この後、できた受精卵が細胞分裂を開始したら、チューブなどを用いて女性の子宮に移植します（胚移植）。人工授精が「一般不妊治療」と呼ばれるのに対し、これら体外受精、顕微授精、胚移植、またできた受精卵を凍結する技術は、総称して「生殖補助医療技術（Assisted Reproductive Technology：ART）」と呼ばれます。
