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妊娠中のきがかり(生活)

Q. 喘息の薬を服用中。妊娠を考えています。 (2018.10)

喘息の薬(ケトチフェンカプセル、メプチン、テオドール)の3種類を服薬しています。主治医に子どもをつくっても大丈夫か相談し、調べてもらったところ、「有益性が、危険性をまさるときは使用してもよい」とのことでした。しかし、自分でインターネットを使って調べたところ「安全性は確立されていない」とも書かれていました。不安なため、まだ子どもをつくれずにいます。子どもをつくる場合、上記の薬を服薬しても大丈夫でしょうか?もしやめた方がよいならば別の安全な薬はあるのでしょうか。

回答者: 安達知子先生

 一般的に、喘息の薬を妊娠中に使用しても、あまり問題になりません。ケトチフェンカプセルは抗アレルギー薬、メプチンはβ2刺激薬といって気管支拡張作用があり、むしろ切迫流産や切迫早産の治療薬と似た作用を示します。テオドールも動物実験では妊娠初期の投与で胎児への影響が報告されていますが、人では催奇形性の報告はなく、ほぼ安全と考えられています。なお、発作が起こったときは、ステロイド剤の吸入をすることもあります。

 基本的に、妊娠中の投薬はすべて、「有益性が、危険性をまさるときは使用してもよい」「安全性は確立されていない」と書かれています。薬の使用については、心配されなくてもよいと思います。

 それよりも、喘息はいくつのときから発症されていますか、また、最終発作はいつだったのでしょうか? さらに、お薬を中止するとすぐに発作が起きるのでしょうか?

 妊娠中に喘息発作がおこるのはとても苦しくつらいことですし、子宮の収縮も誘導されやすく胎児にとってもよい環境とは言えません。分娩時も同様です。なお、分娩時に陣痛促進剤や誘発剤として、プロスタグランディンF製剤を使用するのは発作を誘導しやすく禁忌となります。妊娠した際には、産婦人科担当医に喘息の合併症があることをしっかりと伝えてください。

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