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妊娠中の気がかり(体重・食事・病気・体調など)

Q. 妊娠21週。胎児の頭が大きく大腿骨が短いと指摘され、とても不安です。 (2012.8)

  • (妊娠週数・月齢)妊娠6か月 (20〜23週)

21週目の妊婦健診で、胎児の頭が大きく、大腿骨が短いことを指摘されました。奇形だったらどうしようかと悩んでいますが、胎児ドックをうけた際には、染色体異常の可能性はきわめて少ないと言われました。次回の健診まで不安で仕方がありません。胎児の頭が大きく、足が短いことで予想される赤ちゃんの問題とはどのようなものでしょうか。

回答者: 安達知子先生

 胎児の発育をチェックするのに、頭の大きさ(「大横径」という胎児の頭の真上から見たときの左右を結んだ、いちばん長い径)、大腿骨の長さ(身長の指標)、腹囲などを測定して、推定体重などを算出します。

 しかし、胎児はよく動きますし、逆子になったり斜めになったりします。また、お母さんの腹壁からどのくらい近いところに測定したい部分があるかによって、誤差が出やすくなります。妊娠21週では、胎児も小さく、少し斜めに測ると、1〜2mmはすぐに大きめに測定されたり、小さめに測定されるなどの誤差が出てしまいます。
さらに、それぞれの部位には正常範囲というものがあって、正常範囲のなかで大きめ、小さめということはよくあることです。

 予定日の妊娠40週で生まれた場合、大まかに言って、2,600gから3,600gの間は正常範囲です。1kgも差がありますので、いろいろな部分の測定値でずいぶん違いがあります。

 頭が大きいとのことですが、頭の中の脳室などの構造や大きさに問題がないのでしたら、心配はいりません。また、大腿の長さについても異常に短いのでなければ心配はありません。担当医がほんとうに「異常に大腿骨が短い」と考えているのなら、大腿骨だけでなく、下腿の骨や上腕骨など四肢の骨の長さを測定して、慎重に経過観察し定期的な測定をするようにお話ししているはずです。

 ところで、ご両親のどちらかが頭が大きめなどということはありませんか? 家族性、遺伝的に頭が大きめという方はよくいます。担当医からとくに「異常」と言われていないのなら、心配はいりません。

 胎児の頭が大きくて問題になるのは、おそらく分娩時に骨盤の大きさや形との兼ね合いから、難産で帝王切開になるかどうか、ということでしょう。これももっと妊娠末期になってから考えることで、いまは普通に発育されているのでしたら心配なさらないでください。

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