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母乳とミルク・授乳

Q. 生後2か月。片側のおっぱいばかり飲みますが、何かデメリットがありますか。 (2014.9)

  • (妊娠週数・月齢)2か月

生後2か月です。片側のおっぱいが飲みにくいようで、与えても暴れてしまって吸ってくれません。口にくわえさせ、乳首全体を含ませるようにしても、飲みにくいほうだとわかるとすぐに大声で泣き始めます。片側のおっぱいは飲みやすいようなので、私もそちらからばかり与えてしまいます。片方だけでも、現在のところ完全母乳で体重は1日に38gずつ増加し、問題はありません。無理に両方のおっぱいを与えなくてはと考えると精神的に疲れてしまうので、このまま片方だけの授乳を続けたいと思いますが、今後、飲む量が増えると片方だけでは完全母乳を続けられなくなるのではと不安も感じています。また、片方のおっぱいだけ与えることの赤ちゃん側のデメリットなどがあれば教えてください。

回答者: 遠藤俊子先生

 ご出産おめでとうございます。完全母乳で1日38gの体重増加、すばらしいですね。
 ご質問の場合は生後2か月ということで、この頃に起こりやすい母乳のトラブルのひとつとして、たまに相談を受けることがあります。どちらかというと、出すぎるおっぱいに多い悩みといえます。
このことによる赤ちゃん側のデメリットはあまりないのですが、お母さんの側が、与えないほうのおっぱいにしこりができたり乳腺炎を起こしたり、産生が減ってきたりします。そして、おっぱいの左右差(大きさの違い)が次第に目立ってきます。

 そこで対策としては、次のようなことが考えられます。まず、あまり吸ってくれないほうのおっぱいを授乳前に搾乳して、乳頭を柔らかくすると同時に古くなって味が悪くなったおっぱいを捨てましょう。吸ってくれない原因は、吸うのが楽ではない、おいしくない、おなかがいっぱい、ということになるだろうと思います。
 そして、先に嫌がるほうから飲ませてください。きっと抱き方も、そちらのほうが苦手なのではないかと思いますが、慣れるようにしましょう。そのうち、赤ちゃんとのタイミングが合ってくると飲めるようになります。

 現在、生後2か月とのことで、5〜10分吸わせてもう一方も吸わせますが、たくさん出るほうだと片方だけで眠ってしまったりして吸いつかないこともあります。その場合、吸わないほうが固く張っていたら、乳腺炎予防として軽く(50mlくらい)搾乳しておくとよいと思います。搾乳しすぎると過生産になりますし、時間もかかってつらくなりますから、この程度の搾乳を1、2週間ほど努力してみてはいかがでしょうか。
 それでも両方吸わないようでしたら、「母乳外来」のある助産院や病院で、助産師に診てもらうと良いでしょう。

 こうしたことなどで、吸ってくれないほうのおっぱいも上手に吸えるようになったら、毎回交互に飲ませるのが良いと思います。

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