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母乳とミルク・授乳

Q. もうすぐ9か月。フォローアップミルクに替えたほうがいいですか (2008.7)

  • (妊娠週数・月齢)9か月

もうすぐ9か月になる息子がいます。現在、完全ミルクで体重は8,000gとやや少なめですが、マイペースで増えており、離乳食もようやくよく食べるようになりました。粉ミルクについてですが、「9か月を過ぎたらフォローアップミルクに変更」と書いてありますが、そろそろ普通のミルクから変更したほうがいいのでしょうか? 軽いアレルギーがあり、小児科で乳製品は1歳を過ぎてからと指導を受けていますが、栄養的に問題はありませんか。

回答者: 太田百合子先生

 もうすぐ9か月ということですが、離乳食も食べるようになって順調のようですね。

 まず、フォローアップミルクと牛乳について説明しましょう。
 フォローアップミルクは、牛乳の代用として開発された食品です。牛乳に不足している鉄分やビタミンを強化し、牛乳で過剰となるたんぱく質やミネラルを減らしています。

 赤ちゃんが早期からたくさん牛乳を飲み過ぎると、「牛乳貧血」といってアレルギーのひとつである腸管の消化管出血が見られて、鉄分が損失することが報告されています。そのため、いまは「牛乳を飲ませるのは1歳以降」となっています。ちなみに、離乳食の材料として牛乳を少量使うくらいなら問題はありません。

 また、生後6か月ころまでは鉄欠乏の心配はありませんが、生後9か月以降になると自然に鉄不足になりやすいので、離乳食として鉄分の多い食事を積極的にとることがすすめられています。離乳食が順調に進んでいるなら、ミルクにも鉄分は含まれているので、そのまま飲ませていて問題ないでしょう。

 鉄分の多い食品は、レバー・かつお・卵黄・豚肉(赤身)・牛肉(赤身)・豆腐・納豆・きな粉・小松菜・青梗菜・ひじきなどです。これらの食品がとりにくいならばフォローアップミルクに変更してもいいでしょうが、どちらでもかまいません。

 軽いアレルギーがあるということですが、フォローアップミルクは粉ミルクとほぼ同じ製法ですが、牛乳の完全除去をすすめられているならば1歳過ぎてからがいいでしょう。離乳食でヨーグルトなどの乳製品を与えて問題がない場合は、ほぼ大丈夫だと思われますが、一度小児科の先生に相談してみるといいでしょう。