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友だち・遊び・テレビ

Q. 3歳女児。ごっこ遊びでストーリーを全部自分が決めてしまいます (2009.5)

  • (妊娠週数・月齢)3歳

3歳の女の子です。「ごっこ遊び」が好きでよくしますが、いつもストーリーを全部自分が決めてしまい、相手の言葉もすべて指示します。たとえばお医者さんごっこをすると、「私が先生ね。ママは病気になって痛いよって言って」「私がどうしたのですかって聞くから、頭が痛いって言って。それから、お薬くださいって言って」という具合で、私の話すタイミングがありません。お友だちと遊ぶときも同様で、「○○ちゃん、××って言って」とすべて指示します。これは性格でしょうか。今後、集団生活などの場で自分勝手な子だと嫌われるのではないかと心配です。私はどのように対応すればいいでしょうか。

回答者: 高橋惠子先生

 遊び相手が大人の場合には、このご質問のように子どものやりたいことが通ることが多くなるものです。大人は子どもを対等な遊び相手とは考えませんので、子どもが喜ぶように扱い、ゲームでは子どもがなるべく勝つようにしてやることでしょう。このように扱われることで、子どもは自分が大切にされていると感じ、加えて、自分はいろいろなことができるのだという自信を持ちます。ですから、子どもを特別に扱うことはけっして悪いことではありません。しかし、これがいつもになりますと子どもは誰でもそうしてくれるものだと勘違いし、また、自分が中心ではないと気が済まないことになります。そうなれば問題です。

 そこで、ご質問のような状態への対処の仕方ですが、第一には同年齢か少し年上の子どもと遊ぶ機会を増やしましょう。子どもと容赦なくぶつかるのは子どもです。はじめはいつものように仲間に采配を振るうかもしれませんが、いやな役ばかりを振られる子どもは反発したり、遊んでくれなくなることもあるでしょう。こうして仲間に鍛えられることが必要です。

 第二には、親としても子どもへの接し方を少し変えてみることです。いつも子どもの言いなりにならずに、親も自分の意見を言ってみたり、ゲームでもときには子どもを負かしてみてもいいでしょう。そして、目にあまるような自己中心的な行動については、「そうされるとその子はどういう気持ちがすると思う?」というような問いかけをしながら、他人にも意思や感情があること、そして、他人の気持ちを考えることの大切さをしっかり伝えましょう。このような親の他人の心を気遣うような言葉かけが、幼児に「他人の気持ちを思いやる能力」を育てることがわかっています。

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