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妊娠中の気がかり(体重・食事・病気・体調など)

Q. 夫がB型肝炎キャリアです。妊娠の時期や胎児への影響を教えて。 (2011.9)

  • (妊娠週数・月齢)妊娠2か月 (4〜7週)

夫はB型肝炎キャリアで、私自身もワクチンを接種しています。1回目を4月に接種し、2回目まで済みました。夫が高齢であることもあって早めに妊娠したいのですが、3回目のワクチンまでの最短期間と、妊娠が可能になる時期について知りたいと思います。B型肝炎への感染も含めて、子どもへの影響が心配です。また、夫は自律神経失調症のためデパスを内服していますが、胎児への影響はありませんか。

回答者: 安達知子先生

 ワクチン接種は、3回目は初回から4〜5か月目です。ですので、最短で8月に接種が可能です。また、きちんと抗体ができているか、できれば、その1か月後に検査をすることをお勧めします。

 B型肝炎ウイルスへの感染は圧倒的に血液からの感染が多く、輸血や針刺し事故、血液の付着した共通のかみそりや歯ブラシの使用などによるものですが、ときに性行為からも感染することが知られています。しかし、夫のB型肝炎の活動性が高い場合、つまり、HBe抗原が陽性のキャリアの場合に感染が考えられますが、これが陰性の場合では、ほとんど感染は起こりません。

 母体の感染が陰性であれば、胎児への感染の心配はありません。万一、母体が陽性の場合には、それに対応する出生後の新生児へのγグロブリンやワクチン接種のスケジュールがあり、感染を予防できます。

 なお、夫から乳幼児へ口移しで食べ物を与えないようにしてください。あとは、夫の血液や体液のついた物はしっかり洗い流したり、くるんで捨てるなどの工夫をしてください。通常の生活の場で感染することはありません。

 また、夫のデパス服用で胎児に影響が出ることはありません。