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食事と栄養・離乳食

Q. 離乳食開始後の食器の消毒など食中毒の予防法を教えてください。 (2011.10)

  • (妊娠週数・月齢)4か月

生後4か月で、まだ哺乳びんの煮沸消毒をしています。そろそろ離乳食を始める時期ですが、そうすると食器や調理器具などいろいろなものを使うことになると思います。これらは、すべて消毒したほうがいいのでしょうか?また、それはいつまで必要ですか。食材の使い方や保存法など、離乳食開始後の食中毒の予防についても教えてください。

回答者: 太田百合子先生

 生後間もない赤ちゃんは、菌に対して免疫力が低いので、衣服や住居なども含めて、口にするものは清潔がいいのです。哺乳びんの消毒がなぜ必要かといえば、唾液やミルクの栄養分、手についた菌などの雑菌が簡単に繁殖して腐敗の原因になるからです。煮沸消毒は、とくに乳首やびんの口にミルクが残りがちなので、簡単に清潔にするもっとも有効な手段です。

 赤ちゃんが指しゃぶりを頻繁にしたり、おもちゃをなめるようになるころ(およそ生後5〜6か月)、煮沸消毒をこのまま継続するかどうか悩む人が増えます。それは、哺乳びんだけを清潔にしても、雑菌がついたおもちゃなどをなめているわけですから疑問に思うからでしょう。さまざまなものをなめても下痢などを起こさないということは、外部の雑菌に対して抵抗力がついてきたともいえます。したがって、哺乳びんでミルクを扱うときは清潔にすることが基本ですが、洗剤でよく洗ってしっかり乾燥すれば問題はないでしょう。食器や調理器具も大人の食器と同様に清潔を心がけるだけでかまいません。

 離乳食を開始してからの食中毒の予防は大切です。離乳食は、水分が多く塩分が少ないことや気候が高温多湿の場合はとくに菌が繁殖しやすくなるからです。菌種によっては20〜30分というわずかな時間でも増えるので、抵抗力の少ない赤ちゃんは注意が必要です。

 清潔第一ですから、きちんと手を洗い、爪も短く切りましょう。まな板、包丁などの調理器具はいつでも清潔を心がけましょう。食品を購入するときは、鮮度のよいものを吟味します。食品に火をとおすときは、完全に中まで加熱します。ホームフリージングをするときは、完全に冷ましてから空気に触れないように密閉して1〜2週間以内に使いきりましょう。冷蔵庫や冷凍庫は保管する場所ですから、長期保存は控えましょう。

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