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母子衛生研究会からのお知らせ(記事)
新生児聴覚検査でリファー(要再検)となったら 「先天性サイトメガロウイルス感染の検査」を受けましょう
2024年2月16日
新生児聴覚検査は、新生児期に行われるもので、赤ちゃんにささやき声程度の音を聞かせて反応をみる検査です。出生時のリスクはなく外見からも異常は認められない赤ちゃんのうち、1,000人に1~2人の割合で難聴が見つかるため、すべての赤ちゃんが検査の対象です。
この検査でリファー(要再検)となった場合は、さらに「先天性サイトメガロウイルス感染の検査」を受けましょう。
「先天性サイトメガロウイルス感染症」は、難聴の原因として遺伝性の次に多いと考えられています。難聴以外の症状も出ることもあり、早期発見が大切です。診断は、生後3週間までの尿で行うので、早めに検査しましょう。
◇こちらも参考に
サイトメガロウイルス、トキソプラズマ等の母子感染の予防と診療に関する研究班
「新生児聴覚検査でリファーの場合は先天性サイトメガロウイルス感染の検査を受けましょう」