母子衛生研究会からのお知らせ|公益財団法人母子衛生研究会"

浴槽用浮き輪に気をつけて

2007年10月 5日

浴槽用浮き輪をご存知ですか?
浴槽用浮き輪は、パンツ型のシート部分に脚を入れ、浴槽の中で座った状態で浮くことができる便利グッズですが、使用中に赤ちゃんが浴槽でおぼれる事故が複数発生しています。


国民生活センターの検証によると、赤ちゃんの体がしっかりシートに納まっていないで身を乗り出した場合や、浴槽の水の量が不足 気味で赤ちゃんの足が底につくような場合は、重心が高くなり、後ろにバランスを崩して転覆や転落をする可能性があることがわかりました。
この事故は、大人がほんの少し目を離したすきに起きています。さまざまな育児グッズはたしかに便利なものですが、過信しすぎない、赤ちゃんを1人にしないようにするなど、気をつけたいものです。国民生活センターから続報(9月21日)も出されています。

財団法人母子衛生研究会が発行する「わが家の安心ガイドブック」秋の改訂版にも、この浴槽用浮き輪に関する情報を加えました。