母子衛生研究会からのお知らせ|公益財団法人母子衛生研究会"

こんにゃくゼリーに気をつけて

2007年10月23日

一口サイズのこんにゃく入りゼリーを食べた子どもや高齢者が、のどに詰まらせて亡くなる事故が起きています。最初の死亡事故が1995年に起こって以来、国民生活センターでは製品テストの結果を踏まえ、情報提供とともに注意を促してきました。

こんにゃくゼリーは普通のゼリーよりもかたく弾力性の強いものが多く、口の中でほとんど溶けないという特性があります。また一口サイズのカップ入りという形状にも、口の中に勢いよく入れてのどに詰まらせてしまう要因があるということです。

同センターでは、昨年11月にも「子どもや高齢者はとくにご注意を」と注意情報を公表しましたが、2007年にも死亡事故が2件発生し、今年5月に「こんにゃく入りゼリーは、子どもや高齢者に与えないこと」という報道発表資料(国民生活センターHP内)を出しました。その後さらなる調査資料に基づき、消費者に向けて「ミニカップタイプのこんにゃく入りゼリーは子どもや高齢者に与えてはいけない」という警告(国民生活センターHP内)を発しています。

ミニカップタイプのこんにゃく入りゼリーは子どもや高齢者には食べさせないようにしましょう。