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コミュニケーション・レッスン ハッピー子育て ヒント集

VOL.4【3歳】内気で友だちとあそぶのが苦手
親が支えながら友だちと付き合う技術を身につけましょう(高橋惠子先生)

Q. 3歳女児。内気で神経質で友だちと遊ぶのが苦手です(2007.12)

3歳の娘です。とても内気で甘えん坊、神経質で慎重な性格です。特定の友だちとは多少遊べますが、幼稚園の未就園児の集まりや児童館などに行くと、私にベッタリで遊ぼうとしません。知らない子に話しかけられると顔を背けて拒否し、私に抱っこをせがみます。友だちとの接し方や遊び方がわからずに困惑しているようです。そういうとき、私はどう対応したらいいのでしょうか? ほかの子がみんな伸び伸びと楽しそうに遊んでいるのを見ると、とてももどかしく悲しい気持ちになり、入園後が心配になります。「幼稚園にお母さんは一緒に行けないんだよ」などと、プレッシャーを与えるようなことを言ってはいけませんか? なぜ活発な性格じゃないんだろう、私の接し方が悪かったのだろうかと悩み、子育ての自信を無くしてしまいました。アドバイスをいただけたらと思います。

知らない場所で気後れするのは当然のこと

「ほかの子がみんな伸び伸びと楽しそうに遊んでいるように見える」というのはよく理解できます。親はよく「なぜ,わが子だけが」と思うものです。しかし、元気で遊べる子だけそこに来ている、あるいは、そういう場所に慣れている子だけが遊んでいるのだ、と考えてみてはどうでしょう。というのは、3歳児が知らない場所で物怖じして母親にすがりついたり、気後れするのは普通のことだからです。とくに内気で神経質なお子さんだと、いっそうそうなります。

集団でうまく過ごすには
「スキルの学習」と「楽しかった経験」が必要

 しかし、この内気な3歳児も少しずつ友だちや集団に馴れていき、やがては幼稚園でもその子なりにのびのび行動できるようになります。まったく心配はいりません。友だちと遊んだり、集団でうまく過ごすには、どのように行動したらいいのかという『スキルの学習』と、そうすると『楽しかった経験』とが必要です。

 ですから、子どもに脅すようなプレッシャーをかけたり、突き放したりする言動は慎むべきです。『スキルの学習』もしていない、そうすると『楽しかった経験』もない、新しいことしようとしているのですから、3歳児には大仕事でそれには勇気が必要です。どうしたらいいかわからないし不安なので、母親にべったりついて助けを求めているのです。

はじめは親子で手をつないで様子を見る
次に親も一緒に遊んでみる
こうして少しずつ手を離す

 子どもが勇気を出すには親の支えが必要です。初めは親子で手をつないで様子を見ていましょう。それには数日が必要かもしれません。次に、「一緒にやってみようか」とお母さんも一緒に遊んでみてはどうでしょう。こうして、少しずつ親の支えの手をはずしていくのです。無理をする必要はありません。その体験が楽しければ、「また行こうか」ということになるでしょう。だんだん、「ここで見ているからね」と言うだけで遊べるようになると思います。近所の小さな子どもと遊ぶような友だち体験も効果があります。子ども仲間とどう付き合うかというスキルの学習の良い機会です。子どもの様子を見ながら、子どもと相談しながら、一歩一歩試みましょう。

※このコーナーでは「インターネット相談室」から、親子のコミュニケーションや子どもとの接し方についてのテーマを抜粋して再掲載しています。

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