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「新生児聴覚スクリーニング」をご存じですか

いま、生まれてすぐの赤ちゃんの耳の聞こえをチェックする「新生児聴覚スクリーニング」という検査がおこなわれています。
もし赤ちゃんの耳の聞こえに問題があることに気付かずにいると、その後の言葉の発達に大きく影響してしまいます。こうした状況を防ぐために、この検査は耳の聞こえの問題を早期に発見し、適切な支援をし、その後の支障を少なくするために大切なものです。
検査の目的や内容について正しく理解し、赤ちゃんの耳の聞こえをサポートしていきましょう。

監修:坂田英明(川越耳科学研究所クリニック院長)、多田裕(東邦大学名誉教授)

新生児聴覚スクリーニング検査について知りたいかた 難聴と診断されたかた

坂田英明 川越耳科学研究所クリニック院長


高い専門性と分かりやすい説明が評判の耳の治療のエキスパート。新生児難聴の研究、治療に精力的に取り組んでいる。
1988年埼玉医科大学卒業。帝京大学医学部付属病院耳鼻咽喉科助手、ドイツのマグデブルク大学耳鼻咽喉科研究員、埼玉県立小児医療センター耳鼻咽喉科長兼副 部長、目白大学耳科学研究所クリニック院長を経て現クリニックを開設。

多田裕 東邦大学名誉教授


日本の新生児医学界の中心的存在の一人。優しい語り口の親身なアドバイスで、子育て中の若い親の信頼が厚い。早くより新生児聴覚スクリーニングの研究、普及に取り組んできた第一人者。
東京大学医学部卒業、同大学医学系大学院卒業。 東京大学医学部附属病院、都立築地産院を経て東邦大学医学部新生児学教室教授。'04年より同大学名誉教授。 専門は新生児学、小児科学(未熟児学)、小児保健学。