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Part2 おなかの赤ちゃんは何してるのかな?

10.ママの声、聞こえてる?

〜ママの声は、いちばん身近な外の世界の音です〜

胎児の聴力 耳や目、口(舌)など、おなかの赤ちゃんの感覚器官は、形としては妊娠10週に満たないうちにできてきます。しかしそれらの器官が機能をもつのは、だいたい20週から25週にかけて。各器官の神経ができあがり、それが脳と結ばれるころです。

 そのあいだ、これらの器官は一度閉じます。つまり、最初は眼球だけ、耳の穴だけといった状態からできてくる器官に、まぶたができ、外耳や耳たぶができ、唇ができます。そしてそれが20週から25週に、まぶたがあく、耳が聞こえる、味覚を感じるというような感覚器官の機能として、ふたたび開くのです。そしてこの時期は、ちょうど生まれても何とか育つ可能性がある「成育可能限界」と重なっています。

 こうしたおなかの赤ちゃんの成長の過程を見ていると、実によくできているなと感心します。つまり、「閉じる」ということにも意味があって、周りからの刺激がまだ必要ではない、むしろ刺激は入れたくないから閉じているという可能性もあるのではないかと思うのです。そして、外からの刺激を取り入れる準備ができたところで、ふたたびあき、しかもその時期には肺などの器官の発育も進んでいて、生まれてもなんとか生きていけるという状態になっているのではないかと思うのです。
 これらはまだ、想像の域を出ない解釈ですが、そう解釈したくなるほど、おなかの赤ちゃんはムダのない成長をしています。

 さて、では耳が聞こえるようになった赤ちゃんは、おなかのなかでどんな音を聞いているのでしょうか。
一番に聞こえるのは、お母さんの心音や血液が流れる音など、お母さんのからだのなかの音です。そしてお母さんの声はもっとも身近に聞こえる外の世界の音です。さらにトントンという包丁の音や音楽なども、赤ちゃんの耳には届いています。
 ただ、その聞こえ方については、羊水に隔てられた状態で聞こえてくる音なので、かなりくぐもった音になるようです。


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