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Part1 発育曲線の見方、考え方

早産児、低出生体重児の発育はどのように記入すればいい?

無理にキャッチアップ(注)させようとしなくて大丈夫

 小さく生まれた赤ちゃんやふたごの赤ちゃんは、生まれたときには発育曲線の帯のなかに入っていないことも多いと思います。グラフを記入するときに、ちょっぴりせつない気持ちになってしまうかもしれませんが、気にすることはありません。帯の下であっても、その子なりに大きくなっていけばいいのです。

 大阪府立母子保健総合医療センターで生まれた、低出生体重児の成長を調べたデータでは、1000〜1500gくらいで生まれた赤ちゃんは、生後1年くらいで、体重が10パーセンタイルに入ってきました。さらに小さく、750gくらいで生まれた赤ちゃんでは生後2年くらい、500g以下で生まれた赤ちゃんの場合にはちょっと時間がかかりますが、それでも生後5年くらいで、10パーセンタイルに入ってくるということがわかりました(生まれたときの状況や合併疾患の有無でも変わってきます)。

 また、双子やそれ以上の多胎児の場合、お母さんのおなかのなかをみんなで分け合っていたのだから、最初は小さくて当然です。
 一日も早くキャッチアップ(注)させようと必死になる必要はまったくありません。いずれ小さく生まれたことが嘘のように大きくなる子もいれば、小柄なまま、その子なりに大きくなっていく子もいます。その子なりの発育を見守ってあげてください。

(注) キャッチアップ……成長が追いつくこと

早産児のグラフ記入は修正月齢で

 小さく生まれた子のなかには、出産予定日より早く生まれた子どもも多いと思います。早産児の場合には、実際の出産日ではなく、予定日をゼロとした修正月齢で、グラフを記入してください。


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