妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。
09年3月16日掲載
◆ 「バースプラン」を提出。結果的に希望どおりのお産に



初めての妊娠で、助産師さんにこう言われたときは、私の頭の中 は・・・????という状態でした。それからインターネットや本などで情報を調べまくり、夫と相談をしてやっと書き上げた一枚のバースプラン用紙。
夫には立会い出産をしてもらって、へその緒を切ってもらいたいな。破水の前にアロマバスに入りたいな。会陰切開は出来ればしたくないな。カンガルーケアをして初乳を飲ませたいな・・・・・・などなど、希望を書いて提出しておきました。
陣痛が来てからは、痛さで何も言えなくなってい たけれど、結果的にこの紙に書いておいた、私の望んでいた通りのお産が出来ました!
ベビーに会えた時はパパは感動で号泣! 私は放心状態だったけど、あとから実感が沸いてきて うれし涙が止まりませんでした。一生に何度できるか分からない体験・・・・・・満足しています!

とにかくいろんなことが不安になってしまうけど、ママは気持ちをリラッ?クス!先生や助産師さんたちを信頼して、お産に望んでください!ベビーは思ってる以上に可愛くてたまらないですよ♪
◆ 帝王切開の予定が、予想外の展開で自然分娩へ

難産になる事が予想されたので、帝王切開を予定していましたが、入院2日前に出血し、陣痛が始まってしまい、自然分娩にトライしてみることに。
途中痛くて、痛くて先生や看護師さんに、「お腹を切ってください」と何度も頼みましたが、「大丈夫、大丈夫。この調子でがんばりましょう」と励まされ続け、入院から12時間で無事出産できました。
ただ、やはり赤ちゃんが大きく、通るのにギリギリだったため、最後は吸引して一刻も早く出してあげました。産まれた瞬間は、吸引のために頭が少し伸びていましたが、数日で元通りに。お医者さんが早い判断をしてくださり、母子ともに無事で、本当に嬉しく思います。

気分転換がてら歩くのはほどよい運動になってよいと思いますが、一人で歩くと危ない場合もあるので(転倒や急な出血・お腹の痛みなど)家族や友達と歩くことをお勧めします。
◆ 自然分娩でも帝王切開でも、無事に生まれることが第一です



しかし出産当日、病院で5時間経っても子宮口が1cmしか開いてない状態に「生まれるのはいつになるんやろ?」と思っていると、助産師さんが何度もモニターチェックにきたり、周りがバタバタしはじめ、先生が登場。
「赤ちゃんの心音が弱ってきてるので、自然分娩だともたないかもしれない」と、緊急帝王切開へ。 このとき不謹慎にも「やったぁ、この痛みから解放される?」と子どもを心配するどころか喜んでしまった私。子どもは無事に産まれましたが、あとになって母子手帳の「胎児仮死のため緊急帝王切開」の文字をみてゾッとしました。
いま6か月になった娘は人見知りや夜泣きで手がかかりますが「もし かしたら生まれてなかったかも・・・・・・」と思うと大変やとは感じません。

「無事」が一番大切なことですよ?。
◆ 48時間の陣痛を経て出産



そして、陣痛から48時間後、やっと憧れの分娩室に入り、いきみ5回目で、助産師さんにお腹を押されながら、吸引分娩で産むことができました。
産まれた瞬間初めて出た言葉は、長い時間付き添ってくれた助産師さんや、無事に赤ちゃんを出してくれた先生に「みなさん、ありがとうございましたー!」でした。産着を着た赤ちゃんをこの胸に抱いた時の感動は、48時間の 陣痛も忘れるほどでした。痛みを乗り越えながら母になっていったという感じです。お母さんにしてくれてありがとう。

私もですが、皆さんも痛みに対する恐怖があると思いますが、陣痛の痛みは生理痛が酷い時の10倍位の痛みですが、あれほど怖かった産む時の痛みや会陰切開の痛みは、陣痛を経験してしまえば全然痛くありませんでした。あえて言うなら、産むときは痛みというよりも、これで陣痛が終わるという安心感と、大きなウンチが出る爽快感に似ています。