妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。
09年9月14日掲載
◆ 私のお産・・・横向きで産みました




どんなお産をしたいか受け身ではなく自分でしたいお産をしてください。
◆ 「赤ちゃんが育っていない」と先生。でも帝王切開で生まれてくれました



すでに8か月に入っていました。荷物を取りに帰宅しましたが、頭が真っ白で覚えてません。それからの入院生活は不安の日々でした。赤ちゃんが元気に生まれてきてくれるか不安で、毎夜、枕に顔をうずめて泣きました。結局2週間経っても赤ちゃんが成長しなかったので、帝王切開で出産することに…。前日、主治医からは「もしかしたら、小さいので赤ちゃんは産声をあげないかもしれません。状態が悪ければすぐに小児科医に渡すので顔が見られないかもしれません」と言われ、覚悟を決めました。
私にできることは、赤ちゃんを信じることだけです。
手術日、ベテランの助産師さんに支えられ、リラックスして手術に臨むことができました。下半身麻酔で足が動かなくなり、体が重くなっていきます。目は覚めていて、周りの音もしっかりと聞こえました。隣で助産師さんが解説をしてくれてました。「お腹きりますよー。子宮切りますよー。大丈夫だからね」と。でも私の頭の中は赤ちゃんのことでいっぱいです。「ガンバレ、ガンバレ」と何度思ったことでしょう。そして助産師さんが「お腹押しますよ。これで出れますからね」と言うと、お腹の上の方を力強く押され、そして「オギャー、オギャー」と響き渡りました。
赤ちゃんが泣いてくれたのです。大きな声で一生懸命に泣いてくれました。
そして体を拭いた我が子に対面する事ができました。小さな小さな体で力強く泣いてる我が子に「ありがとう」と何度も言い、そして小さな手を握りしめました。その後は眠る薬で眠りに入り、目覚めたのは数時間後でした。
術後は想像以上の痛さでしたが、我が子の姿に夢中でした。出産後の入院生活は、出産前の入院生活とは一転、楽しく過ごしました。

赤ちゃんを信じて頑張ってください。
◆ 1人目は帝王切開、2人目は自然分娩



その三年後、第二子妊娠。自然分娩も可能ということでしたが、リスクが高いことを考えるととても悩みました。
自分のわがままかも知れないとも思いましたが、自然分娩可能な状態であること(先生も問題ないでしょうと)、主人が後悔しないお産にしてほしいといってくれたことから、最終的に決めたのは自然分娩でした。
正直、どちらの出産もつらい時はつらかったです。でも、現在すくすく育つ子どもたちを見るとどんな形でも出会えてよかったと思っています。

いろいろな形のお産が今はあります。希望するお産ができる場合やできない場合も。でも、どんな形であれ、産まれてきた子どもと出会えた喜びはどんな形だったとしても同じです。前向きにいきましょう!!
◆ 仕事に追われて勉強不足、でも産後3日目からお世話できるように



陣痛がどんなものかわからず、少し痛いかなという状態が予定日1週間前から続いていましたが、陣痛ではないと言われ、結局、予定日から4日過ぎた早朝、激しい腰痛に襲われそれから8時間後に出産しました。
出産当日から母子同室だったので、勉強不足を悔やみたくなるくらい大変で不安でしたが、出産後3日目から夜は一人でお世話をできるように。それは産院の先生や助産師さん、看護師さんの助言や指導のおかげだと思っています。大変感謝しています。

出産後2日目の朝、助産師さんから母乳の吸わせ方などの指導を受けたあと、勉強不足が不安なことを告げると『大丈夫、ちゃんとできてるから』と言われとても心強かったです。後になって『空っぽだったからよかったのかも』と言われうれしく思いました。勉強熱心なプレママさんが多いと思いますが、わからないことが多いのも新鮮で楽しいですよ。