妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。
2011年8月10日掲載
標準サイズのお産を望み毎日歩きました



3人姉妹の末っ子で姉たちの出産体験を聞いていた私。2人の姉とも赤ちゃんが3,800g超えと大きく、陣痛の時間も長かったようなので「ビッグベイビーが出てくるに違いない」と覚悟を決めていました。
でも、そういえば姉たちはあんまり歩いていなかったなと思い出し、「なるべく標準サイズでお産ができますように」と、真冬の毎日1時間の散歩をかかさず続けました。階段、坂道をせっせと歩いていましたが、なんの用事もなしに歩く自分が徘徊のようにも思えて、早く生まれてほしいなあと思っていました。
その甲斐あってか、予定日1週間前の深夜に陣痛が!「あ?!やっと散歩(徘徊?)から開放される!」心底そう思いました。朝に2,900gの男の子を無事出産。階段を登って毎日の安産祈願が実りました。生まれてきた赤ちゃんを見て、「こんなかわいいと思ったことは人生で1度もない!今まで見たどんなかわいいものよりもかわいい」という気持が湧きました。
今では5か月で、結局毎日、外気浴のために散歩に。真夏の散歩も暑くて大変です。臨月から子育ては散歩につきるものなんだなあ。ベビーカーを押すため日傘もさせず、やっぱりがんばって歩く毎日です!

真夏の妊婦さんで「外で歩くのはちょっと・・・」という方や雨で歩けない日には部屋でスクワットが効果的。私は妊婦健診のお医者さんにスクワットを勧められました。 雑巾がけもよいそうです。部屋もきれいになって一石二鳥ですね!
保育器で過ごす赤ちゃんに母乳を届けました



私は、妊娠後期から切迫早産との診断を受け、薬の服用と自宅安静をしてきましたが、予定日より1か月も早く産まれた、ただいま6か月の男の子のママです。早く産んでしまったママの気持ちを綴ろうと思います。体重は2,866gとしっかりあったものの呼吸が安定せず、赤ちゃんは保育器の中でしばらく過ごしました。
私は母乳育児を希望していたため、生まれてからは自分で搾乳して毎回届ける、という生活をしていました。母乳は出るものの、赤ちゃんを産んだのに私の側にはおらず、一人で搾っている間は、とてもむなしく、辛かったのを覚えています。また、1か月早く産まれた旨を色々言われることも内心つらく、言われるたびに一人で耐えたのことも覚えています。
私自身、気をつけて生活していましたが、予定日よりかなり早く産まれるのはやはり赤ちゃんにとってしんどいことであり、赤ちゃんに申し訳ないことをしたと思っています。また、私も辛かったです。切迫早産との診断を受けたママさんがいらっしゃいましたら、私のように産んでからしんどい思いをすることのないよう、赤ちゃんとママを第一に考えてマタニティライフを送ってくださいね!

妊娠期間はあっという間なので、不安なことはたくさんありますが、楽しんでくださいね。大きいお腹の記念写真を撮るのはやはりオススメですよ。