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先輩ママの妊娠・出産体験記

妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。

※個人の体験や感想を掲載しています。


2012年3月13日掲載

私のマタニティライフ

あお
りっくん 2010年3月生まれ

つわりは酷く、一日中ベッドで横になっていました。食べられると言ったらゼリーと巻き寿司、いなり寿司でした。夏だったので余計に気持ち悪かったのかもしれません。吐き気がするとすぐにトイレに駆け込んでいました。つわりは妊娠3か月くらいで治まりました。妊娠前の体重からマイナス7kgまで落ちて、身体が軽かったです。


安定期に入るまでは何事もなく順調にマタニティライフを過ごしていきました。性別がわかり9か月くらいから出産準備をし始め、服を買ったりと楽しかったです。


そして予定日より一週間以上早く、破水なくお腹の痛さが5分間隔と短くなったため、病院へ行き様子をみることに。「まだ産まれないだろうな?」と先生に言われたにもかかわらず、お腹の痛さはピークに。歩いて分娩室へ移動しました。お腹も痛いけれど、腰が痛くて痛くて押してもらわないと泣きそうなくらいでした。看護師さんに手を握ってもらい、足が冷えていたのでお湯で温めてもらいました。親切にしてもらい本当に感謝です。


いよいよお産の準備が整い、呼吸を整えたりいきんだり・・・痛くて痛くて、「痛い!!」と叫んだら、「痛いって言わないの! 本当に痛くなるからね! 赤ちゃんは頑張っているよ!」と助産師さんから言われ、痛さを堪えていきみました。「頭が見えてきたよ!もう少し!」と言う言葉に安心していきんだら、するりという感覚で産まれてきました。本当にあの痛さは何だっただろうと思うくらいの「するり」でした。産後すぐに胎盤を押し出されたときが一番痛くて、出産よりも嫌でした。


生まれたての我が子を抱いて、本当にかわいくて愛おしくて、生まれてきてくれてありがとう!! の気持ちでいっぱいになりました。出産は人を幸せにしてくれるのだと知りました。

プレママへのひとことメッセージ 呼吸法は練習しておきましょう
分娩時の呼吸法を勉強していなくて、実際に困りました。勉強しておくといいと思います。 妊娠中に痛くて乳首のマッサージを怠っていたら、出産してから吸いづらい乳首になってしまいました。なのでマッサージをしておくといいです。

不安いっぱいでしたが・・・安産でした

葉わさび
もち吉 2011年10月生まれ

つわりがひどく妊娠中期からは胃もたれで痩せ型なのに体重が増えず、高齢で2度の流産経験もありで、出産まで無事たどりつくのか、普通分娩できるのか不安でしたが、経過事態は最後まで順調でした。


おしるしが予定日の1週間前に3日連続であり、39週健診の当日早朝におしるしにしては多めの出血をし、産院に連絡したところそのまま入院になりました。原因不明の出血で胎盤機能が落ちているのかも・・・とのことで帝王切開の可能性大と言われました。


微弱陣痛が長く陣痛促進剤(子宮収縮薬)使用で長い時間陣痛と闘いましたが、なかなか開かなかった子宮口が最後に一気に開き、帝王切開準備をされつつも普通分娩ができました。安産と言える出産でした。


3キロしか増えなかったコンパクトなお腹なのに出てきた子は3,000g超えで先生方もびっくりでした。ただやはりかなり強い陣痛と弱った身体の負担は大きかったらしく子宮下垂というありがたくないオマケが付いてきました。


妊娠中不安なことはありましたが、ネット等で調べると両極の意見があり、惑わされそうなので見ないようにし、本も買いませんでした。メモして先生に聞いて解消しておりました。3か月になる息子は元気いっぱいに育ってます。

プレママへのひとことメッセージ お腹の赤ちゃんに語りかけしてね
妊娠・出産は人それぞれ。人の意見は自分に当てはまるとは限りません。案ずるより産むが易しです!出産間近のプレママさん、どういう過程で出産に至るのか不安だと思います。私もいろいろなケースを想定してシミュレーションしておりましたが、大出血から始まる出産は考えておりませんでした。でもお腹に毎日「パパがいるときに出る準備してね?」って語りかけをしていたのでその通りになりました。きっと聞いてくれているので赤ちゃんにお願いしてみてくださいね。

陣痛とプリン

福文
のんちゃん 2011年12月生まれ

41歳初産です。予定より18日早い出産でした。


深夜1時に突然の破水。「プチッ」といって羊水がどんどん出てきました。「破水した!産んでしまわないと!」予定日よりかなり早かったので、心の準備もないままに、急いで病院へ行きました。その時陣痛はまだありませんでした。


病院で2時間ほど経ってから陣痛が来ました。最初は良かったのですが、だんだん痛みが強くなってきて、みんなこの痛みに耐えているのかと思うと「すごい」と改めて感じ、自分は耐えられそうにないとつくづく思いました。陣痛の痛みで食事はとれず、だんだんスタミナは切れ、気力がなくなってきました。陣痛が弱いということで陣痛促進剤(子宮収縮薬)を打たれ、痛みが強くなり、本当にこのまま出産まで耐えられるのか自分でも全く自信がなかったです。


助産師さんが、「ご飯を食べていないのも陣痛が弱くなる原因かもしれませんね」と言っていました。気持ちは食べなくてはと思うのですが、主人が買ってきたパンやチョコも喉を通りません。子宮口から子供の頭が見え、もう少し、というところで主人がプリンを買ってきてくれました。プリンが不思議とのどを通り、食べられました。すると、俄然力が出て、分娩室に入ると10分位ですぐに、子どもが出てきました。看護師さんに「プリンよかったですね」と言われました。自分でもこれは忘れられません。

プレママへのひとことメッセージ スタミナ第一
出産はスタミナが第一です。食べられるときに食べておいて、気力と体力を充実させておいた方がよいです。

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