妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。
※個人の体験や感想を掲載しています。
2012年10月11日掲載
胎盤形態異常を抱えて出産しました



妊娠して、間葉性異形成胎盤(PMD)と診断されました。全く聞いたことのないものでしたので自分でも沢山調べてみましたが、調べてわかったことは出産できなかったという結果のものばかりで凄く不安な毎日を過ごしていました。
胎児の発育不全、流産の可能性が非常に高いということで妊娠26週目から入院することとなりました。その間にも先生は症例を調べてくださり、妊娠週数が増えるほど生存率が下がってしまうので、早めに出産しようということになり、31週目で帝王切開にて出産しました。
1,110gと小さな出産となりましたが、3か月間の入院後無事退院することができました。同世代の子に比べると、できることや体格差はあるもののしっかりと成長しているので、これからのさらなる成長が楽しみです。

想像しているような妊娠・出産にならないこともあります。でも、病院、先生、家族に支えられ赤ちゃんに会うことができました。どんなことがあっても希望を持ち続けていきましょう。
帝王切開では陣痛の代わりに傷の痛みを味わいました



わが子は逆子が直らず、帝王切開で出産しました。意識がある中での手術は生まれて初めてで、これからわが子に会えるうれしさと、手術台の上に寝ている緊張とで、何度も深呼吸したのを覚えています。よくある出産後の涙はどんな感じだろうと思っていましたが、私は子どもの産声を聞いた瞬間、それまでの緊張が一気に緩んで、ほっとしたと同時に涙がポロポロ・・・という感じでした。
手術台の上で写真撮影をした後、赤ちゃんはすぐGICU(総合集中治療室)へ連れて行かれ、後は私のお腹の処置だけとなると、急に息苦しくなってきて、先生に訴えて眠らせてもらいました。陣痛を味わっていない分、出産後の傷の痛みを充分味わい、9日後に退院。手術創は一度化膿したりして、体調がなんとか戻るまでには2か月くらいかかりました。
慣れない子育てで体調は最悪でも、赤ちゃんがそこにいるだけで幸せいっぱいの産後でした。

出産・子育てはとにかく体力勝負です。産む直前までしっかり体を鍛えておくことをお奨めします。
流産に高齢・・・心配ごとばかりの出産



結婚して子どもを授かるまで1年かかり、やっと授かった子どもを9週目で流産し、それから5か月、今、抱いているわが子を授かりました。なぜ、流産したのか原因が特定できなかったため、妊娠がわかってから毎週健診に通い、子どもの無事を確認する日々でした。
妊娠と同時に悪阻が始まり、9週目には食べるどころか、水を飲むこともできなくなり、2週間入院しました。退院後2か月で職場復帰し、悪阻と闘いながら仕事を出産予定日の10日前まで続けました。出産直前まで仕事を続けていたおかげか、陣痛から出産まで6時間半という速さで看護師さん・助産師さんからは経産婦並みと言われました。
なかなか子どもを授からず悩み、流産し悩み、悪阻で子どもの成長に影響が起きないか心配し、高齢出産のため子どもが五体満足で産まれるか心配し、と常に悩みと心配ばかりの日々でしたが、予定日に無事産まれたわが子と対面した瞬間、言葉にならない幸せに包まれました。
今、生後8日です。まだ母乳を上手に飲むことができずに泣き出すことも多いですが、日々成長するわが子を見ながら子育てを楽しんでいます。いずれ、職場復帰を考えていますので、それまでは愛情いっぱいで育てていきたいと思います。
神様、私に子どもを授けてくださってありがとうございます。こんな幸せな日々がくるとは夢にも思いませんでした。

お腹の中にいる10か月、マタニティライフを存分に楽しんでください。 母親にしか味わえない胎動はわが子とのスキンシップです。父親がお腹を触ったときとはまた違う反応に感動しました。 生まれたらみんなの愛情に包まれますが、今は母親の愛情が成長につながると私は思いました。