妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。
※個人の体験や感想を掲載しています。
2014年5月12日掲載
上の子の立ち会い出産



二人目を出産するときに、上の子(4歳)の立ち会いを考えました。理由は「子どもを産む」を感じて欲しかったからです。自宅出産や多きょうだいが当たり前だった昔とは違い、子どもにとって出産は貴重な体験だと思います。
子ども本人に意思を確認すると、「立ち会いたい」と言ってくれたので、保育園にもその旨を伝え、日中に陣痛が来たときの段取りをしました。助産師さんと打ち合わせ、夫とシミュレーションして何度も確認。また、出産時の荷物に、子どもの軽食なども準備。幸い、陣痛が明け方に来たので、夫・上の子とそろって来院。陣痛中は分娩台の周りをうろちょろしたりもしましたが、助産師さんと夫のサポートでなんとか立ち会うことができました。本人から感動的なコメントなどはありませんでしたが、生まれた直後から「お姉ちゃんだよ」と赤ちゃんに話しかけており、目立った赤ちゃん返りもないので、家族が増えたときに立ち会えてよかったなと思います。

立ち会いができるかは子どもの年齢や性別、性格によるとは思いますが、数少ない機会ですので、家族と話し合って素敵なお産にしてください。
妊娠中の運動がてら保育園巡りをして、子育て情報ゲット

雇用契約上産休しか取れず、またフルタイム勤務ではないためポイント制の公立認可保育園の入園は厳しく、まずは先着順の認証保育所や無認可保育園、託児所から回りました。大切なわが子を預ける環境であり、かなりの家計支出をする場所ですから慎重に選びました。30か所くらいは回ったと思います。質問があれば区役所の窓口へ通い、職員の方から「お疲れ様です」とまで言われるようになりました。忘れないようにエクセルやブログに特徴をまとめました。認可保育園は入れないと思っていましたが、一応順位付けのためにちゃんと見学するように!と区役所で言われ、第5希望まで記入するところ、通える限りの13希望まで検討しました。
案外良かったのは、この月齢ではどうやって遊ぶのか?とか、どう抱っこをしたらよいのか、この近辺の公園はここ、など子育て情報が事前に入手できたこと。また、回ってみると、園長の人柄や、衛生状態も良いところから悪いところまでさまざまでした。臨月はあまり外出できないものの、近所で散歩してお産を進める必要があり、保育園巡りは格好の機会でした。申し込みの時は私が産後間もない時期だったので、旦那にお願いして熱意を手紙に託しました。結果は第一希望の区立の園に無事決定!
妊娠4か月から回って、娘は2か月から預けています。預けることに不安はありましたが、子育て初体験だからこそ、気軽に相談できる保育士や看護師の方に毎日会えるのはいいですよ。

育休取得するから子供が生まれてからでいいわー、というママも、運動がてら保育園を回ってみるといいですよ! 生まれたらそんな余裕はありませんし、何気に産前こそ暇ですから!!
巻きついたへその緒



妊娠31週目の健診日に、先生からへその緒が赤ちゃんの首に巻きついていることを知らされました。妊娠中は大きな心配はないけど、生まれてくる時に引っ掛かったりすると大変だから緊急帝王切開になるかも、と伝えられました。今まで、出産に対してあまり不安はなかったのですが、急に出産が怖くなってしまいました。帰宅後インターネットで情報を集めましたが、妊娠中に巻きつきを解消する方法が特にないということがわかりました。
それからは毎日お腹をさすりながら「(予定日が4月だったので)暖かくなってきたら首のマフラー(へその緒)外そうね?」と赤ちゃんに話しかけるようになりました。健診のたびにへその緒を確認。ついに、巻きつきが取れることなく陣痛が来て出産に・・・出産時は時間がかかることを覚悟していたのですが、分娩台に上がってから15分もしないで出産! でも赤ちゃんの泣き声が聞こえてきません・・・。
助産師さんがへその緒の巻きつきを外し刺激をして、わが子の産声を聞く事ができました。泣き声を聞いて、ホッとしたのと、無事に生まれてきてくれた赤ちゃんへの感謝で涙がとまりませんでした?。

妊娠中は赤ちゃんのことや出産のときのことなど、考えればキリがないくらいたくさん不安があると思いますが、あまり考え過ぎずプラス思考でお腹の赤ちゃんと一緒に出産を乗り越えてください。きっと赤ちゃんもママに会えるのを楽しみにしています。