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先輩ママの妊娠・出産体験記

妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。

※個人の体験や感想を掲載しています。


2014年11月11日掲載

これは陣痛?? なんとか病院に間に合いました

トライフル
陸矢 2014年6月生まれ

予定日の午後に陣痛らしきものが始まったのですが、初めてのお産で陣痛の痛さがよくわからず、病院に電話したところ、その症状は前駆陣痛だから病院に来なくていいと言われました。だんだん強くなる痛みに耐えながら散歩に行ったりスーパーに買い物に行ったりしていたのですが、21時頃、痛みの強さと間隔の短さから、これは本陣痛じゃないの?と思い、再度連絡し、やっとのことで病院に行ってもいいことになり、到着したのが23時15分頃。このときもゆっくり来てくださいと言われ、痛みに耐えながらシャワーを浴びてそれから病院へ。


でも、病院に着いてからの内診で、なんともう子宮口が8cmも開いているとのこと。「家でよくがんばりましたね?」と言われましたが、それははじめの病院の判断が・・・って気分でした。それから日付が変わって、翌日の0時34分に生まれました。この日は私たちの結婚記念日。待っていてくれたかのようでした。病院に着いてから約1時間15分後に生まれた超安産でしたが、やはり最後の1時間の痛みは、耐えられないぐらい強いものでした。でも、生まれてきたときの感動はとても素晴らしいものです。


今回の私は、病院の誤判断のおかげで陣痛中に歩きまわり、どんどんお産が進んで結果的にとても短時間で済みましたが、もし病院に間に合っていなかったら、と思うと怖いです。もし2人目のことがあれば、そのときは早めに病院に行くようにしたいと思いました。

プレママへのひとことメッセージ 家ではがんばりすぎないように
陣痛を進行させるために歩くことはとってもいいことです。ただ、家でがんばりすぎないようにしてくださいね。

となりの産婦さんの“叫び”に励まされたお産

あつこ
長男 2013年10月生まれ

私は早朝に病院へ着いてから、一度陣痛が遠のいてしまい、結局陣痛室に2泊しました。その間に3人の方が陣痛室に到着し、私より先に出産していきました。思いがけずたくさんの産声を聞いたのですが、一番印象的だったのは、私が出産した直後、まだ分娩台で安静にしている最中に出産した方のことです。


その方は感情をストレートに表現する方で、陣痛中は「いたーい!」「麻酔しろー!!」「切れ?!!!(帝王切開にしてほしい、の意味)」を繰り返し絶叫しており、そのころ分娩室でリキミ中だった私は、彼女に比べればまだ大丈夫、とずいぶん励まされました(笑)。そして、無事に産声が聞こえたと思ったら、今度は「かわいいー!!!」とまた叫び声。一部始終を聞いていた私と主人は、産声を聞いて思わず涙ぐんで「よかったねー」と顔を見合わせ、叫び声のコメントの変わりように笑えて一気に力が抜けました。


実はその方、促進剤で急激にお産が進んでしまい、分娩室に移動しないまま陣痛室で出産していたのでした。私は長引いた陣痛で意識が朦朧として、自分の出産についてはほとんど記憶がないのですが、この方の出産はすごく心に刻まれました。入院期間中に、授乳室で仲良くなったのは言うまでもありません。

プレママへのひとことメッセージ 周囲と自分を信じて赤ちゃんに向き合って
陣痛がピークのときは人に気を使うことができなくなるけど、助産師さんやスタッフさんを信じて、自分と赤ちゃんに向き合って、そのためだけに力を使っていいと思います。

助産師さんや家族のサポートでほのぼの出産

りん
じろう 2014年4月生まれ

2歳の長男を保育園にお迎えに行き、お風呂に入り、夕食をとり、絵本を読み、寝かしつけた・・・っとそのとき、いきなりの破水! 予定日より11日早かったので驚きましたが、入院準備は済ませてあったのと陣痛タクシーも登録していたので、慌てずに上の子を連れて病院へ行けました。夫は飛行機で出張中。もともと無痛分娩希望で、夫も長男も立ち会い予定でしたが、この状態では立ち会いは難しいかな・・・とあきらめていました。


が、実家から家族が来てくれたときの助産師さんの言葉は、「たぶん陣痛が始まるまでには時間がありそうだから、ご家族にお子さんを連れ帰ってもらって、明日ご主人に連れてきてもらいましょう」。その産院では、「上の子は、下の子の出産に立ち会ったほうが仲良くなる」とのことで立ち会いをとても推奨しており、その意見に従うことに。


助産師さんの勘(?)の通り、翌朝陣痛が始まり、夫と上の子が到着してちょうど2時間後くらいに、次男が誕生しました! 麻酔のおかげで苦しむ姿を子どもに見せることもなく、電車のオモチャで一緒に遊びながら、ほのぼのと下の子を産んでしまいました。理解ある助産師さん、理想の環境を提供してくれた院長先生、夫、がんばってくれた長男、そして前夜に駆けつけてくれた実家の家族全員に感謝した瞬間でした。


次男は現在生後6か月を迎えましたが、なにかと世話を焼いてくれるお兄ちゃんが大好きに育っています。

プレママへのひとことメッセージ 楽しい思い出になるよう、事前にシミュレーションを
予期せぬ事態をいろいろ想定&シミュレーションしておけば、当日慌てずに済むと思います。上の子が立ち会う場合は、ご褒美もお忘れなく♪ みなさんの出産も楽しい思い出になりますように。

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