赤ちゃん & 子育てインフォ

ホーム妊娠・出産・子育て情報先輩ママの妊娠・出産体験記

先輩ママの妊娠・出産体験記

妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。

※個人の体験や感想を掲載しています。


2015年3月13日掲載

不安続きの妊娠でしたが、無事出産を終えました

ちっちこ
りくたろう 2014年3月生まれ

待望の第1子を授かり、喜んだのも束の間、8週目頃からつわりが襲ってきました。食べても気持ち悪い、食べなくても気持ち悪い、で、なぜか食べられたインスタントのスープパスタを食べて耐える日々・・・。6か月に入って突然気分がスッキリとし、「待ってましたー!!」とばかりに友人と食事したり、旅行に出かけたり、マタニティライフを満喫していました。


が、8か月頃に子宮頸管が短くなっているとわかり、お医者様から外出禁止令が!「里帰りできなくなるので今すぐ実家に帰ってください」と言われ、仕事の引継ぎもうまくできないままバタバタと退職することになってしまいました。その後、実家近くの出産予定の病院で妊婦健診を受けたところ、「通常は動脈が2本と静脈が1本ある臍帯が動脈の1本しかない(単一臍帯動脈)」と言われ、子ども病院で詳しく検査することに。障害がある可能性もあると聞き、ただ不安で泣くしかありませんでした。


子ども病院での診察結果は「今のところ赤ちゃんは異常なし」とのことで喜んだのも束の間、今度は「頸管が短すぎるし、お腹の張りが多い」と言われ、そのまま入院することに。単一臍帯動脈のせいか、赤ちゃんも標準より育ちがよくありませんでした。そのほかにも「羊水が少ない」、「貧血になっている」など・・・。


34週に退院でき、その後は自宅で安静にしていました。36週目の妊婦健診で「まだ生まれなさそうだね」と言われた夜、突然の腹痛が。初めてだし、陣痛かどうかわからず様子を見ていたところ破水し、慌てて病院へ。結局、病院へ着いてから2時間のスピード出産でした! 正産期で2,100gのチビちゃんでしたが、成長曲線のギリギリ下で順調に育っています! 妊娠中は次から次へと問題が起こり不安な毎日を過ごしましたが、無事に出産を終えて、かわいいわが子と幸せな日々を過ごしています。

プレママへのひとことメッセージ 赤ちゃんの生命力を信じて
何があっても赤ちゃんの生命力を信じて頑張ってください!

「陣痛は絶対にわかる」と言われて

ふーとママ
ふーと 2014年12月生まれ

36週6日の、1日だけ早産で第1子を出産しました。周りからずっと「初産だから予定日より遅れるだろう」と言われていたことに加え、母、義理母や数か月前に出産を終えた友人から「陣痛はすごーーーく痛いから絶対にわかる」と言われていたこともあって、病院で内診を受けるまで私は陣痛だと気づきませんでした。


張りがいつもより続くな、という程度だったんですが4時間くらい続き、規則的だったのもあり受診しました。間隔が2?3分おきだったので病院に電話で相談したら、一応みてくれることになったのです。ちなみに内診では、すでに子宮口が7?8㎝開いていました。今思えば確かに痛かったのですが、病院に着いてしばらくするまでは生理痛より数倍強い痛みが20秒くらい続いて、その後収まることの繰り返しだったので、我慢できるから違うな、とずっと思っていました。


さすがに分娩台に行く前の陣痛は痛くて、「これならわかるな」と思いました。

プレママへのひとことメッセージ 陣痛の痛みは予想を下回ることも
生理痛が重い初産のママ! 人によっては、陣痛の間隔が2?3分くらいまでは話に聞く痛みの半分かそれ以下だと思って!!

思いがけないスピード出産

るけ
いれ 2013年10月生まれ

38週の健診では、子宮口が硬く、まったく開いていないため、「この調子だと予定日より後ですね」と言われていました。39週4日、妙に股やお腹が痛く、がに股になってきました。初産の私は陣痛がどんなものかもわからず、健診で聞いてみようと思い、翌日の土曜日、夫と午前中の健診に向かいました。


少しずつ痛みの間隔は短くなっていましたが、15分おきといったところでした。触診で女医さんが一言。「あー、こりゃだめ。入院」。子宮口が5cmまで開いていました。ここまで開大している場合は、たとえ陣痛の波が去っても管理入院となる旨を説明されました。慌てて夫は入院道具を取りに自宅へ。もともと和痛分娩をする予定でしたが、助産師さんから「今夜には生まれると思いますよ。麻酔は食後4時間半後になりますが、今からお昼食べて16時半から硬膜外麻酔をしましょう」と。じゃあ、と、昼食を食べて、たまの痛みに耐えつつ、家族や友人に携帯でメッセージを送っていると、どんどん耐え難い痛みに。14時ごろが陣痛開始とされました。


途中、下痢して便を出してしまったかというような感覚がありましたが、それがおしるしでした。夫がゴルフボールで膣をぐっと押してくれると少し楽な気がしました。夫は「水飲む?」「さすってほしいところは?」と気を遣って聞いてくれたのですが、私は一言。「質問しないで!」。質問されると答えないといけないし、答える余裕もないくらい痛かったのです(笑)。


助産師さんから、このまま16時半に硬膜外麻酔をすることでせっかくのお産の流れを緩めるより、そのまま自然分娩で出産してしまった方がいい、とアドバイスされました。「いえ、麻酔を」と言いながら、一方でお産を早く終えてしまいたいほど痛い・・・。子宮口は順調に開いていき、麻酔どころではなくなりました。痛くてパニックになり泣き叫ぶ私に、助産師さんが呼吸法を何度も繰り返してくれました。昼食を食べた自分をとても後悔しました。


そして、17時4分、娘を出産しました。母子健康手帳には分娩時間は3時間10分との記載。硬膜外麻酔の分節約できた、思いがけないスピード出産となりました。

プレママへのひとことメッセージ 呼吸法は頭に入れておくべき
和痛分娩なので、痛くないし、呼吸法はその時に教えてもらえばいいやと、お産の流れに沿ったシミュレーションをしていませんでした。そのため、いきんではいけないところでいきんでしまったりしました。お産は初めてだと怖く思えますが、やはり呼吸法は頭に入れておくべきだと思いました。

先輩ママの妊娠・出産体験記もくじへ