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先輩ママの妊娠・出産体験記

妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。

※個人の体験や感想を掲載しています。


2017年7月11日掲載

出産とパパ

ちひろママ
ちひろ 2017年4月生まれ

妊娠前「まだ父になる資格がおれにはない気がする・・・」と、ぬるいことを言ってる夫を無視して、子どもが欲しいと思った私。半年ほどの妊活で妊娠が判明し喜びいっぱいだったのに夫の反応はイマイチ。喜びよりも驚きの方が大きいようで「えぇっ!(どうしよう)」という感じで、おいっ!って思いました。
妊婦健診に一緒に行く?と声をかけたときは「男の人が行くの恥ずかしくない?」と、また私をイラッとさせる(笑)。エコー写真を見せると少しずつ大きくなる我が子に実感を持つようになってきたようで、中期くらいからは予定が合えば妊婦健診も一緒に来てくれました。
初産ということもあり、里帰り出産を選択。新幹線を使って6時間ほどかかるので、立会い希望ながらも間に合うかなぁと話していました。
出産日の前日(39w3d)、早朝から腹痛とおしるし。これが陣痛かも?と思い、朝一で産院に行くと同時に、パパに連絡しました。いつでも連絡取れるようにしといて、と言っていたにもかかわらず土曜日だったので朝から爆睡していたようで、連絡に気がついたのはお昼前・・・。もう産まれるかもしれないから急いでこっちに来て!と、立会いに間に合わないかなぁと思いながらもパパを呼び寄せました。
ところが、間隔が縮まりかけていた陣痛がだんだん遠のき、パパ到着の1時間前にはほとんど分からなくなる状況に・・・。いまさら帰ってとも言えず、とりあえずパパ到着。パパからは「思ったより元気そうだね(笑)」と。
様子見でその日は産院で1泊することになったものの、このまま陣痛が来なければ翌日朝には帰宅することに。どうしようーと思っていたら深夜にまた、陣痛のようなお腹の痛みが。その痛みは朝まで続き、翌朝様子を見に来てくれたパパの前には、昨日とは違って陣痛のたびに苦しむ私。前日とは違い間隔が縮まり、子宮口は開いてないもののとりあえず分娩室へ行きましょうとのことでパパと一緒に分娩室へ。分娩台に上ってからは、それまでなかなか進まなかったのが嘘のようにあれよあれよと進み約30分で出産。ふらふらな中、パパは娘と会えて号泣かしら、と思って見上げるとにこやかに、生まれた~と笑ってました。号泣を期待してたんだけどな。
娘が誕生してからは娘を見てはかわいい、かわいい!!とデレデレ。
妊娠前に父になる資格云々言ってましたが、なってしまえば赤ちゃんとの怒涛の日々にそんなことどうでもよくなるみたいです(そりゃね)。新米ママ&パパでわたわたしながらも日々成長している娘と楽しく育児をしています。

プレママへのひとことメッセージ
のんびりやのパパを娘は待っていてくれたのかな。後で立会いのときのことを聞いたら何をしていいか分からずパパはパパで焦っていたらしいです。

妊娠合併症だらけの2人目高齢出産

たーたん
caroline ★ブログ「kaorin's maternity & nursing life」
たーたん 2017年6月生まれ

2人目は高齢出産かつ、上の子の反抗期が重なり、マタニティ生活満喫とはほど遠く、妊婦である自分の体への気遣いは後回しになっていました。主人も相変わらずの、ワンオペ育児丸投げ状態。悪阻が酷くても初冬の中、上の子を連れ出し具合悪くなって戻るなんて日が続いていたところ、不正出血により、早朝救急車で運ばれました。救急相談で妊婦=救急搬送というマニュアルだったためでさほど問題のない出血でした。
ホッとするのも束の間。前置胎盤になり、その後逆子の診断。どちらも問題なくなり落ち着いたころ、体重増え過ぎと医師から指摘があり、かつ血糖値異常が判明して検査。ブドウ糖負荷試験で手に注射を複数回打ち、手が震えるほどでした。
その後同日に区の母親学級へ参加し、疲れていたところ、慣れない新居からの道で、自転車で転倒しました。辛うじて手足のけがのみで済みました。
けがが落ち着き、職場への報告を済ませ、いよいよ産休まであと少し!というころ、上の子のディズニーランドデビューを果たしました。水天宮の安産祈願とTDLくらいがマタニティ生活を楽しんだ思い出です。

ここでハッスルし過ぎたんでしょうか? マタ旅の温泉旅、マタニティエステ、マタニティビクス、マタニティ撮影等楽しみにしていたのですが、切迫早産の診断でなるべく安静と指導されました。旅行は「あまり遠くに行かないようにね」という医師の言葉でキャンセル。ゴールデンウィークは寝て過ごしました。
その後少し回復はしたものの、職場の繁忙期などもあり、切迫が進んで自宅安静、出勤停止になってしまいました。「入院も覚悟を」と言われて数日、結局入院になってしまいました。入院生活も、投薬のみから点滴を打つ生活へ。動けず寝ていることしかできない長い入院生活。NICUのない病院なので、臨月前に産気づいたら他の病院へ搬送されるとわかり、産まれないようにおとなしくしていましたが、血糖値と体重管理のため主食も少なくて、軟禁状態。最初は泣いてばかりでした。

しかし、今しかできないことをやろう!と、寝たきりでできることを探しました。携帯を機種変更してアドレス帳の整理、写真の整理、アプリで漢字や英語の勉強、育児本の読書、口コミサイトへの投稿で小遣い稼ぎ等、毎日飽きないように組み合わせたら1か月過ぎました。

プレママへのひとことメッセージ
思い返すといい経験でした。退院後、マタニティ生活満喫!と思ったものの、体は重く、1週間で妊婦生活終了。出産自体は経産婦だしそもそも切迫なので、安産で終わりました。トラブル続きで、マタニティ生活エンジョイとは遠かったですが、産前1か月は寝たきりで体力温存できていたためか、産後の回復は初産のときより早めです。
TDLでやり過ぎたかもしれないけど、娘3歳のうちのTDLデビューは産後よりも産前に済ませてよかったです。そのときそのときで、今しかできないことを最大限に楽しめば、辛い生活も通り過ぎると思いますよ。

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