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先輩ママの妊娠・出産体験記

妊娠、陣痛、出産・・・誰もが通る道だけど、不安もあります・・・よね。
小さなトラブルあり、大きなトラブルあり・・・etc.
妊娠・出産は本当に一人ひとり違いますね。
ここでは、そうした妊娠~出産のあれこれをくぐり抜けてきた先輩ママたちの
それぞれの体験記をお届けします。

※個人の体験や感想を掲載しています。


2020年9月15日掲載

破水が先のお産と陣痛が先のお産、いずれも経験できました

メラン子
ふーみん 2019年7月生まれ

その日は朝に出血がありましたが、前回の出産時は出血から2日後に破水したので、今回も2日後くらいかな、と思って念のためナプキンをつけて休みの日だった夫と昼食を食べにいきました。

昼食後にディスカウントストアで買い物をしていたら、なんだかおなかが痛くなってきました。たぶん陣痛と思い、痛みの間隔を計りながら帰宅。病院に電話すると、「経産婦なのですぐに来てください」と言われました。


病院に着くと陣痛室に入らずにすぐに分娩室へ。前回の出産時は破水が先で、破水から6時間後にやっと陣痛が始まったので、「まだ生まれないだろう、あと6時間もこの陣痛に耐えないといけないのか」とぼんやり考えていましたが、いきんでよいと言われたときにいきんだら水風船が破裂するようなプチっという感じがして破水。ほどなく赤ちゃんが出てきました。前回の出産と今回の出産で、破水が先と陣痛が先のいずれの出産も経験できました。プロジェクトの延期などで夫がちょうど5日間休めるときに生まれてきてくれた赤ちゃんに感謝です。

プレママへのひとことメッセージ皆様が晴れやかな気持ちで赤ちゃんに会えますように
今はコロナ禍で先行きが見えず、非常に不安な気持ちでお過ごしのこととお察しいたしますが、何かいい気晴らしを見つけてくださいね。皆様が晴れやかな気持ちで赤ちゃんに会えますように願っております。

促進剤から吸引分娩にて出産

おじょん
りり 2020年5月生まれ

出産予定日を10日過ぎてしまい、陣痛促進剤を使用するため入院することになりました。入院初日は錠剤の服用にて陣痛を促しましたが効果は見られず、翌日に点滴で陣痛促進剤を使用することになりました。しかし翌日1日点滴をしても、多少の痛みはあるものの本格的な陣痛はこず、主治医の先生からその日の点滴は終了となる旨を伝えられました。

「点滴が終われば痛みは治まる」と言われましたが、痛みはその後強くなる一方で、大部屋にもかかわらず声をあげてしまうほどになりました。私の異変に気づいた看護師の方が診察をすると、子宮口7センチ。気づくと車いすで分娩室に運ばれていました。

すぐに子宮口は全開になり、痛みも強くなっていましたが赤ちゃんはなかなか降りてこず、3時間ほど経っても破水もしていないという状況になりました。何度もいきんでみたものの、赤ちゃんがほぼ動いていないということで、私は体力を消耗していきました。

痛みが強くなると思いきり息を吸うことができず、赤ちゃんへの酸素が不足してしまったため、途中から酸素ボンベをつけました。それでも時間だけが過ぎていき、やがて助産師さんから「赤ちゃんが苦しいというサインが出ているので、こちらで分娩を進めていきますね!」との声。正直そのときは状況を理解できませんでしたが、助産師さん4人が配置され、モニターを見ながら引き続きいきむように指示されました。すると、いきむ瞬間に吸引カップを使って赤ちゃんを出す方、そしてそのサポートの方が手際良く進めてくださり、3回の吸引を経てようやく娘が誕生しました。吸引は一瞬の出来事でした。


後から聞くと、おなかの中で娘のからだの向きが前後逆になってしまったために、骨盤に頭がはまってしまっていたそうです。母体の体力消耗、赤ちゃんの体力消耗、赤ちゃんのからだの向きの異常などが起きた場合に吸引分娩の判断をされることがあるとのことで、私はすべてに該当していたようでした。

生まれた娘はすぐに産声をあげ、私のからだはボロボロでしたが、この上なく幸せな気分になりました。 吸引による頭の傷もすぐに治り、今では何の後遺症もなく元気に過ごしています。一瞬に感じた約12時間でした。

プレママへのひとことメッセージ自分を信じて、前向きに出産に臨んでください
妊娠中は不安になることが多いと思います。陣痛・分娩に恐怖を感じることもあると思います。しかし、その後の喜びは想像を絶するもので、どんな形の出産であってもそれがお子様とのきずなになると思います。情報が多く不安を感じても自分を信じ、前向きに出産に臨んでください。必ず乗り越えられます!

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